過去の投稿2007年3月13日

3月11日

★   新しい年度が始まって、すでに、3月第二主日です。私どもの変わらざる使命は、地域伝道です。正しい福音、まことの福音を正しく、しかも旺盛に、この街にすむすべての人に証することが私どもの責任であることは、今更、言うまでもありません。そのために、何よりも、主日礼拝式の充実が目指されるべきです。これが、日本キリスト改革派教会の常識でありましょう。しかし、その礼拝式に、新しい方を招きいれるためには、私どもの努力はなお、課題としてあるかと思います。しかし、先週も、「花倶楽部」が開催され、地域の方々との接点となりました。短く、聖書のお話がなされます。(ただ、何より、そこで大切なのは、出席者との個人的な関係をどうつくり、福音を個別に証出来るような関係の構築でしょう。)この伝道のディアコニアのために、賜物が与えられた方が誠実な奉仕を重ねてくださっています。

☆   また、お絵かき教室「ピ!カソ!」も、4月7日(土)午後1時30分から、「体験教室」としてプレ開催します。これもまた、伝道のディアコニアの一つです。こちらも賜物が与えられている方が、主への奉仕として捧げられます。いずれの集会も、課題となるのは、どれだけ多くの方々の目に届くかでしょう。この情報を、どのように広く届けるのか、地域のミニコミ誌のようなものに、記載していただくことも一つでしょう。そして、何よりも、皆様の口コミご協力です。つまり、教会員がこの伝道の「手段」をどのように活用するかが、問題なのです。それによって、伝道が実るかどうかが定まります。私どもは、ディアコニアとして、「押し花」「お絵かき」を提供することにも意義を認めます。しかし、教会のディアコニアの次元は、福音伝道、キリストの証を常に優先し、取り組みます。どうぞ、出席されない方も、この手段、ツールを、積極的に用いてください。

★  契約の子の信仰告白。キリスト者の親にとって、これ以上の喜びも、また、務めもないでしょう。もとより、信仰告白式を終えれば、すべて終わる・・・などということでは、ありません。むしろ、いよいよ、現住陪餐会員として、キリスト者の奉仕と成長とが期待されるのです。今、わが子が準備をし、一緒に日曜学校で育ったお友達も洗礼への道を学び始めています。契約の子であれば、時が来れば、自動的に信仰者となるわけではありません。教理を教え、祈りを励まし、何よりも親とともに教会生活を続けること、そのようにして、聖霊なる神が個人的に信仰を告白するようにと促し、迫ってくださるのです。子どもとともに祈ることができることは幸いです。与えられている幼子たち、小学生、中学生たちが一人ももれなく信仰告白へと導かれること、私どもの日曜学校の取り組みのまさに、中心的な祈りです。後に続く子らが、続けて起されますように!

☆  桜の開花が例年より、早いそうです。なるほど、今年の冬は、外に出ないせいもありますが、コートを着ませんでした。先日、ある委員会で、一人の教師が、「桜の花は、一度、寒さが厳しくなって、それに耐えた後で、咲く力が醸成される・・・、だから、遅咲きになる・・・」と仰いました。一人の教師は、「それは、説教で使えますね。」一人の教師がすかさず、「そのような安直な例話では、説教が問われるでしょう。」と。何故、このよなことを記すかと申しますと、中日新聞で、「休眠打破」という四文字熟語を目にしたからです。・・・、初めてこの言葉を知りました。特に、教会、日本の教会のことを思います。改憲を主張して恥じない、政府、首相とそれを支持する多数派の与党が進める国会運営。この厳しい時代の流れのなかで、教会にとって最後の休眠打破のときを迎えているでしょう。

★   「教会学校教案誌」第25号の発送奉仕を多くの方が残って、担ってくださいました。一週、遅れての刊行で、諸教会にはご迷惑をおかけしたかもしれません。今号の特集は、「教育基本法改悪」を受けての日曜学校の働きについてです。初めての試みとなる、座談会もしました。毎号そうなのですが、今号は、特に、会員のご購読をもお勧めいたします。・・・次回も、宜しくお願い申し上げます。

☆   今年一年の「いのちのパン」の執筆は、わたしの担当です。契約の子、日曜学校の子どもたちが、毎日、お祈りし、聖書をひらき、子どもカテキズムに親しめるように、そのようにして、信仰の心が育つようにと心から祈り願って、執筆しました。これまでのように毎週、奉仕者が印刷、配布してくださいます。子どもたちとご利用下さい。また、励ましてください。

★   カフェ 「茶楽(ちゃらく)」が、いよいよ15日に、オープンとのこと。また、今週「プレオープン」とのことで、「教会学校教案誌」編集会議の牧師たちと早速、ランチに伺う予定です。楽しみです。4月からは、午前の祈祷会が火曜日に変わります。落ち着いたら、祈祷会を「早めに」終えて、有志の方々とランチに出張したい・・・、などとも考えています。ディアコニアマインドを漲らせ、神に祝福された仕事となりますように。