過去の投稿2011年3月28日

被災地、被災者のおひとりおひとりさまへ

アンパンマンmessageやなせさん
「アンパンマンのテーマは、
傷つくことを覚悟しなくては正義は行えないということと、
献身と自己犠牲です。

しかし、見たところは赤いほっぺに赤い鼻、丸顔で微笑しながら、
世紀を越えて飛ぶ優しく愛らしいヒーローです。」 
 

やなせたかし氏

 昨日、東仙台教会宛ての、教会としての第二回目の物資の仕分け、搬送作業を行いました。1回目より、いくぶん、少ない量ですが、しかし、教会員が(ある方は、7軒ものお店を回って、全店、売り切れとの報告がありました。)まさに、知恵をしぼって、ドライシャンプー(使い捨て消毒紙タオル含)をひと箱分お送りすることができました。()
 また、男性用の新品の下着は、何箱になったことでしょう。地域の方々からも毎日のように、「これを送ってください」と物資を託していただきます。小学生、幼稚園の子どもたちだけで、持って来てくれたお友達たち!ほんとうにありがとう!! 確かに、送りましたよ! また、このホームページを見て、運んでくださった敬愛する仲間!!この場をかりて、感謝を申し上げます。
 残念ながら、緊急中の緊急の必要性があった、ガソリン携行缶だけは、結局、私用の20リットル缶のみ・・・。被災者の方々にお詫びいたします。ガソリンが行き届き、救援物資があまねく届けられますように。
 
 昨日は、ディアコニア委員会その後、大震災ディアコニア支援室の会議を開催いたしました。一人の青年は、大会ボランティアに登録しました。(派遣要請はなく、待機中)しかし、委員会の中で、「【教会として】被災地にディアコニアの務めを果たそうという意見が出ました。その時までに、準備することも重要という意見も出ました。その時を、祈り求め、私どもが今できること、しなければならない後方支援になお継続して、力を集めることを確認いたしました。
 「傷つくことを覚悟しなくては正義は行えないということ」本当に、感動させられ、勇気を与えられます。正義は、かっこよいばかりではありません。自分が傷つく覚悟なしに、正義は行えない・・・。
 私どもの隣人となってくださったイエスこそ、まさに傷ついてくださいました。そればかりか、十字架で死んでくださいました。このお方が今日も、わたしの隣人でいてくださること・・・。あなたの隣人でいてくださること・・・。感激の涙を流しながら、小さな「覚悟」を日々、新しくされて、私どももまた「行って、同じようにしなさい」との甘くて、おごそかな主のみ言葉に生きてまいりたいと願います。
 「恐れないで!大丈夫!勇気を出そう!!」