過去の投稿2005年7月20日

7月17日

☆  本日から、日曜学校キャンプに参ります。毎年、恒例のキャンプです。当伝道所にとって、一大事業です。日曜学校の教師たちが心を込めて準備をしてまいりました。そして、可能な限り教会員も出席し、裏方の奉仕を行います。そのようにして作り上げてまいりましたキャンプであるだけに、楽しみに参加し続けてくれる子どもたちがいます。今年は、43名の子どもたちが参加します。本当にうれしいことです。今回も初めて出席する子どもたちもおります。来週からの日曜学校にも通ってきてくれるようにと心から、祈ります。

☆  先月、川島宣教師のためにバザーを開催し、報告にありますようにささやかながらも収益の全額、23,740円を送金いたしました。以下の文章は、加藤姉が7月5日づけで、メールしたものの写しです。
   「 主の御名をほめたたえ賛美いたします。日本ではさわやかな新緑の季節から主の恵みの雨が  植物を育む梅雨を迎えています。
川島先生は、いかがお過ごしでしょうか。少し前になりますが、過日は、ガンビアでのご奉仕の様子をスライドで見させていただき本当にありがとうございました。何より主が川島先生を通して働かれた確かな御業に、私どもは深く感動しました。毎週の祈祷会で先生のことを祈っております。
泥棒にあったときの話、移動の困難さ、イスラム教徒の中での伝道・・・。大変な状況の中に主が川島先生を用いられ、福音が宣べ伝えられ、確かな救いを待っている人々がいる。
わたしたちはこの恵まれた環境のなかで甘えていることを思わされました。まさしく主の愛を隣人に分け与えられているその姿に、わたしたちも何かできないかと姉妹会で話し合いました。
私どもの姉妹会は、昨年発足し、歩み始めたばかりの会です。今年から学び、交わり、奉仕を 目的に進めています。その中でささやかな会員同士のバザーを開きました。その献金先を川島先生の働きのために使っていただくことになりました。      
主が川島先生を守ってくださいますように。聖霊が注がれますように祈っております。
           主にありて 名古屋岩の上教会 姉妹会」

   この文章を読んで、あらためて川島先生を思い起こしました。しかし、それ以上に、この文章そのものに、深く心打たれました。祈祷会での執り成しの祈りは、ますます広がってゆきます。またまた「親ばか」ですが、なんとすばらしい教会なのでしょう!

★  私どもの教会は、小さな教会であっても、教会として、地域社会、世界のために奉仕することを回避できません。「伝道しない教会は死んでいる」と祈祷会で学びましたが、「地の塩、世の光としての奉仕に生きない教会は、病気・・・」と言えるのではないでしょうか。牧師として、開拓伝道のビジョンが狭窄(きょうさく)であったと反省するものです。教会の執事的奉仕を、教会内から教会の外へと、できるところから、導かれるところから、祈り、関心を向けたいと願います。

☆  先週は、太田伝道所に伺い、午後の会堂建築の懇談会には、15名ほどの方々が残られ、会堂建築についての当伝道所の歩み、証に熱心に耳を傾けてくださいました。私どもはかつて、「神への愛と隣人への愛を証するために」を合言葉に建築、献堂に励みました。地域の方々への愛、それは、ビルでの伝道状況が、未信者へのキリストへの信仰の妨げになることを回避したいとの思いでした。信仰はつねに、具体的な形をとります。目に見えない信仰は、しかし目に見える「もの」となるのです。見えないキリストは、礼拝式の姿、そしてキリスト者の「主の弟子」としての姿に明らかになります。「神への愛と人への愛の証のために」この祈りがあるところ、道が開かれることを信じます。私どもは、今、この祈りをさらに深めて、祈祷会で学びましたように、「大伝道命令」を教会として担い続けるのです。