過去の投稿2008年3月31日

3月30日

★   先週の「日曜学校の復活祭」は、滝の水緑地の雑木林の中で行いました。とてもよいところでした。ほとんど、わたしたちの森のようでした。金城学院中学校の関係で新しく出席してくださったお友達もいて、二重に嬉しい復活祭でした。わたしのお話は毎度のことですが、三組の音楽ゲストを迎え、「礼拝」を盛り上げてくれました。外は、寒いのではないかとの思いもありましたが、復活は、まさに墓で、野外で起こったのですから、野外礼拝は大成功でした。普段の日曜学校の礼拝式でも、このような音楽ゲストが活躍してくださると、もっと楽しく、豊かな礼拝となると思います。期待しています。

☆   先週はまた、火曜日から木曜日まで2泊3日で、中部中会の中高生のスプリング・キャンプに参り、三回のメッセージをさせていただきました。今回は、準備の面ではいささかの問題もあり、わたし自身が目標を定め、ヨハネによる福音書の「カナの婚礼」から最初のメッセージ、「ニコデモの訪問」から二回のメッセージを準備しました。日曜学校のお話は、いつも原稿はなく、その場での「勝負」です。今回も、一応レジュメを渡しましたが、子どもたちの顔を見ながらです。確かに、新中学生の子たちなどは、長く聴くことはできません。しかし、その他の高校生をはじめ中学生達も、分団での分かち合い、朝のディボーションでの分かち合い、キャンプファイアーなどでの証しでは、御言葉をきちんと受け止めていることが分かり、とても励まされ、嬉しく思いました。わたし自身は、3回のメッセージを終わったところで、やっとエンジンがかかってきたように思いました。もっともっと、集中的に語るなら、そして、分団を重ねるなら、中高生の信仰の成長は、飛躍的に進むことをあらためて悟らされました。私どもの日曜学校のキャンプは、一泊ですから、霊的な成長を見届けるには、時間が足りません。特に、中学生、高校生たちが増える今年は、それが課題となるでしょう

☆  キャンプファイヤーのとき、「とにかく教会から離れないで、神さまの御言葉を聴き続けよう」と申しました。契約の子達が、このようなキャンプに参加できるように、親は最大の努力と工夫をされたらと心から思います。どんな「とき」より、このような集会にまさる信仰教育の場はおそらくありません。参加者は幸せです。

★  今夏は、ほとんど大会的な規模のような高校生キャンプを開催します。8月11日~14日です。今から、時間を空けて置くように励ましたいと思います。中部中会では、これに伴い中学生のキャンプをも予定しているようです。名古屋岩の上伝道所のキャンプには、在籍者全員が出席できるようにと願いますが、10名ほどの子たちが、いつもの交わりを楽しみ、深めることも有意義ですが、他の教会の同年齢の信仰の仲間たちとの新しい出会いは、かけがえのない宝となると思います。

★  一つの驚きは、キャンパー全員が「契約の子」であったことです。地域の子達がむしろ多いのが私どもの中高科です。今回は、 君、一人の参加でした。初めての参加ですが、すぐに男の子たち、先輩や同世代の子達と仲良くなりました。二日目の夜は、お父さんと一緒に帰る予定でしたが、結局、最後まで残りました。契約の子達が、その意味で、連帯感を強く持ち、上のお兄さんたちが、下の子をフォロウする精神を身につけていることが分かり、さすがだと思いました。契約の子たちの力なのでしょう。

☆   春の「雀のお宿」・・・、寒かったです。部屋には、エアコンが入っていて、快適になりましたが、チャペルや食堂は、なかなか厳しかったです。しかも生まれて初めて、春の夜空の下のキャンプ・ファイアーをしました。中高生やスタッフの神学生や教師たちは、さすがに燃えていますが、おじさんには、しんどかったです。しかし、こころの中には、聖霊による神の愛、主イエス・キリストの愛で、かっかと燃え上がっています。

★    家が去って、どのような主日になるのか、想像がつきません。会社による転勤、都会へと進学する学生たち・・・がある時代での教会形成は、厳しいです。しかし、新たな出会いを神が与えてくださるように祈ります。どうぞ、新たな出会いを作ってください。そして、この町に、堅実な神の民、つまり信仰を継承しながら、神を中心に生活を整えるキリスト者家庭を形成し(いくつも起こされますように!)、「ここに神の教会を、ここにキリストだけを主と告白する慰めの共同体を形成してください」と、祈り続けましょう。

☆  金曜日の朝刊。また心暗くなるニュース。新しい学習指導要領が出されました。改悪された教育基本法によって、予想通り・・・、このようなおぞましい指導がなされることになるのでしょう。小学校では、全額円でで、「君が代を歌えるように」とされてしまいました。また小学校国語では、「神話」まで教えるのです。日本書紀とか古事記のことです。まさに戦前になされた教育を行うのです。ガソリンの値段も気になりますが、私どもの信仰の戦いもいよいよ厳しい局面を向かえ、証しの場が増えて行くことになるはずです。