過去の投稿2008年11月4日

11月2日

★   先週の岩淵まこと氏をお迎えしてのコンサートは、とてもよいコンサートでした。これまでのコンサート伝道は、器楽ばかりでしたが、トークが入り、歌詞が届けられる歌の力を改めて思わされました。岩淵さんのおかれた厳しい状況についても、お話がなされました。奥様のまったき癒しがなされますようにと祈ります。感謝のメールを差し上げましたが、すぐに返信をいただきました。あれからすぐにまた地元で、さらに 新潟、宮城とコンサートが続いたとのことです。神がさらに豊かにお用いくださいますように。
☆   先週、夜のテレビ番組で、小坂忠氏が登場し、ゴスペルを歌われました。その折、一瞬でしたが、共に活動された若き岩淵さんの写真も映されました。不思議な摂理を覚えさせられました。ゴスペルが一般の 番組で歌われたことを、とても嬉しく思いました。今回、私どものコンサートに広告をご覧下さり、電話をしてくださった方は二組と伺いました。チラシを手渡しして、来てくださった方もおられたとのこと。しかし、70名のほとんどは、皆さんが誘われた方。多くの方にとって、敷居が高い現実を突きつけられた思いです。しかし、時がよくても悪くても、み言葉を宣べ伝えること以外にありません。
★  本日、連合青年会の講演をしました。今年度の主題は、「伝道」です。大いに喜びました。後日、皆様とも原稿を読みたいと思います。教会にとって伝道は、最優先の、総力を挙げて取り組む課題、活動と思います。しかし、今回、その言い方を改めました。それは、この表現では、教会と伝道とが、やはりどこかで、分離され、教会の働きの「一つ」であるかのように考えられてしまうと危惧したからです。伝道は、教会の「存在理由」だと申しました。伝道しない教会は、教会であることができないということです。詳しくは、原稿を。
☆  伝道の神学、これは、11月に行われる三年に一度開催される、今回の日本福音主義神学会全国研究会の主題なのです。この準備と、今日の講演を深くかかわります。しかし、アッピールしたことは、実は、  正反対です。神学会には、福音派の神学校の教師たちが講演されます。わたしは、そこで、制度的教会の形成の重要性、制度的教会と伝道活動とを離してしまう方向性に対して、徹底的に反論します。しかし、ここでは、徹底的に伝道すること、伝道の訓練を受けて、実践することをアッピールしました。真理が、どこで語られ、どのように結実するのか、その違い、状況の違いによるのです。中部中会50周年宣言の草案は、「説教と礼典」に集中することを呼びかけます。しかし、わたしは、むしろ伝道へと集中する以外にないと申しております。長老主義教会こそが、伝道の最高の結実を得る道であるとして、日本キリスト改革派教会に加入した私どもですが、現実には、まことに恥ずかしいばかりです。(牧師としての自責です・・・)まず、名古屋岩の上伝道所の伝道と教会形成で実践し、証しなければなりません。
★  ある出席者の、一番、心に残った言葉・・・。「わたしを伝道のために訓練してください!と牧師にお願いしてください」私どもも今年度、当初は、個人伝道の実践訓練をする予定でした。これは、また、宿題です。
☆  上述の通り、中部中会は来年、50周年の記念集会を持ちます。その折に、「中部中会50周年記念誌」が発行されます。各教会、伝道所の沿革、教勢、集会案内、地図、写真そして、「教会の言葉」(もともと、 記念宣言の中に含んで編集する予定でした)が記されます。先日の全体研修会では、三輪委員が歴史を振り返られましたので、「沿革」は、ほぼ書けるでしょう。その他も、面倒ではあっても、調べて、掲載することができます。しかし、「教会の言葉」(言わば、各個教会版、50周年宣言です。400~600字で纏めることが中会決議されています)は、今から編まなければなりません。本日、委員たちがそれぞれの草案を持ち寄ります。最終的には、皆さんで確認して、当伝道所としての「教会の言葉」を編集、確定したいと思います。
★  私どもの開拓伝道、教会形成には、「言葉・標語・モットー」、「鍵になる言葉」に満ちていると思います。思い出すままに記してみます。  「ここに神の教会を、ここに聖餐を囲み、キリストだけを主と告白する、 慰めの共同体を形成させてください。」 ・ 「Soli Deo Gloria!ただ神の栄光のために!」 ・ 「わたしはこの岩の上に、わたしの教会を建てる。」 ・ 「キリストの主権の確立」 ・ 「伝統に生きる教会」 ・ 「み言葉によって絶えず改革される教会」 ・ 「教会成立の三要件(正典・信条・制度)」 ・ 「中会なくして教会なし」 ・「一つ信仰告白、一つ教会政治、一つ善き生活を具備せる見える教会の確立」 ・ 「聖霊の力あふれる教会の形成」 ・ 「教会の生命は礼拝にある」 ・ 「教会の生命は伝道の実践となって躍動する」 ・ 「教会のディアコニア・ディアコニアに生きる教会」・・・・。  開拓開始の「祈り」、「創立宣言」と「20周年宣言」が核にあります。これらをどのように組み合わせるか・・・。