過去の投稿2008年11月30日

11月30日

☆今年も、はや、待降節を迎えました。毎年、この時期に、花倶楽部で、本物のリースを贈呈され、礼拝堂正面に飾ります。礼拝堂には、それだけが、クリスマスを迎える教会の時が示されます。外には、教会玄関に、ツリーを飾りました。しかし、「電飾」が光りません。すでに、10年以上のアメリカお土産で献品されたものです・・・。購入をとも考えますし、不要な電飾、献品があれば・・・。名古屋駅前の電飾を見ました。圧倒的な美しさです。教会は、質素に過ぎるかもしれません。 待降節を迎えたばかりです。有志の方で、美しく飾る提案と奉仕があればと・・・。今年の最後の伝道の最大のチャンスです。祈りに覚えましょう。

★先週もまた、ハードな日々でした。神戸YMCAで開催された福音主義神学会には、160名あまりの出席者とのこと。神戸地区にある四つの神学校の学生たちも出席され、ひとつのプログラムとして、彼らによる「ディベート」もなされました。神学会で、このようなことをなすのは、おそらく初めてのことでしょう。「今日の日本における伝道の神学」を主題にして、四つの課題を掲げ、議論しました。私以外は、全員、神学校の教授、教師たちです。わたしは「専門の」学者ではありません。しかし、一人の牧師として、また、開拓伝道者として、福音派のこの会で、語らなければならないことを語ることができたこと、依頼を断らず、出席したことは、意味があったかと思わされ、帰路につきました。帰ってすぐ、原稿締め切りを告げるメールをチェックし、「花倶楽部」にも顔を出せず・・・。会議では、教職ばかりが伝道を担う状況を克服すること、信徒たちが伝道できるような教会の体制を改善すべしとの議論もありました。私どもは、教職中心主義でも信徒中心主義でもなく、長老主義としての教会形成を目指しています。先週の説教は、まさに、それも語られていました。テルティオやガイオたち、使徒パウロだけではなく、全信徒、会員が与えられた賜物と職務、社会的な立場をも、まさに「総動員」して、神の国の伝道に励んだのです。牧師の言い訳も含みます・・・が、信徒にできることは、全部、信徒が手分けして担うことが、健全な、姿です。皆様の助けなしには、もはや立ち行きません。今日も、礼拝式を終えたら、ただちに、浜松へ向かいます。皆様のお祈りを心から感謝しています。なお支えられますようにお祈りください。

☆今週、水曜日、中尾徳蔵兄弟の手術がなされます。祈りを集めましょう。癒しを心から祈ります。

★水曜日の夜、神港教会の祈祷会に、友人と出席しました。御言葉の指導をされたのは、岩崎牧師ではありませんでした。教会教育主事の金子姉。一ペトロの手紙からの説教です。見事に解き明かす姿を見ながら、さすが神港教会と驚かされました。後で、金子主事は、神学校のすべての課程を終えられた方とのことで、納得しました。今定期大会で、私どもの教会は、女性役員の可否は、教会の憲法に抵触しないとの立場を大多数で支持しました。やがて、金子主事は、金子教師となるはず、べきと思います。

☆神港教会の祈祷会は、15名ほどの出席でした。礼拝堂ではなく、一階ホールで、私どもと同じように四つの机を出して、それを囲みます。7時から8時まで、1時間ほどで終わります。30分の奨励。祈祷課題の確認の後、出席者全員がまさに一言ずつ、きびきび、祈ります。マイクを手渡しして。私どもの祈祷会は、3~4名に分かれ、長い執り成しの祈りが続きます。20分も30分も祈る分団もあるわけです。一人一分で、全員で祈る、かつてはしていましたが、時々、あらためて短い祈りを、分団に分かれないで、祈ることも良いなぁと思わされました。

★友人と神港教会のまわりを歩きまわりました。神戸大学、神戸松蔭大学の学生たちは、神港教会の前を通るようです。歴史のある大きな教会です。少なくとも私どもの中で、指導的、代表的な立場にある教会です。伝道の課題を思わされました。本日は、特別伝道礼拝式との事で、祈祷課題でも熱心に祈られました。私どもの教会の前を歩く人は、住人の方以外には、ほとんどありません。そうであれば、私どもは、待っているだけでは、いつまで経っても、伝道の壁を大きく崩すことはできません。

☆本日で、2004年9月から始めたローマの信徒への手紙の講解説教を終えます(おそらく)。12月からは、クリスマスの準備としても、マタイによる福音書を始めたいと考えます。祈祷会ではなお、全体のおさらいを行います。何度読んでも、読み足らないのが聖書ですが、ローマの信徒への手紙の巨大さに、少しでも迫り、皆様が、この福音を「わたしの福音」と確信をもって、とらえることができるとき、ローマの信徒への手紙を読み終えたことになるのではないかと思います。