過去の投稿2011年2月7日

2月6日

★  定期会員総会も恵みの内に終え、いよいよ新年度の歩みがスタート致しました。自給を果たし、まさに教会設立へのカウントダウンを始めます。これまで年限や目標を掲げていませんでしたが、カウントダウンという表現の中に、近未来であることは自明とされたと思います。総会では、すべてが「満場一致可決」でした。 

☆  総会の開会礼拝で、「教会のことば」を一同で朗唱致しました。 日本キリスト改革派教会は、「宣言」に満ち溢れた教会です。この「教会のことば」も、中部中会50周年信徒大会において、50周年宣言とともに告白されたものでした。中会・大会は、「宣言」を作成することにどれほど時間を掛けることでしょうか。そのために、わざわざ委員会を設けます。ただし、いかにすばらしく整った神学的宣言と言えども、公表して、それっきりとされるのであれば、欺瞞でしかありません。宣言の文言は、それが実現されるまで絶対に取り下げない・・・、告白し続け、実現を果たす・・・、そのような真剣な思い、言葉を空しくさせない献身と努力こそ、必須です。私どもの教会もまた、中部中会の諸教会と共に各個教会のビジョンを鮮明にし、これを実現することを公にしたのです。告白には責任が伴います。

★  「そのためにまた、学びの家である私どもは、全力を注いで週日の祈祷会や読書会を重んじ、教理体得の道を進みます。」
はっきりと祈祷会と読書会に言及しています。会員一人ひとりが真正面から祈り、励むことが求められています。
「キリストの福音によって救われた私どもは、神の国の到来を告知する伝道に、教会を挙げて献身します。伝道こそ、教会の存在理由だからです。私どもは、この町に住むすべての人々に平和の福音の種をまき、収穫にいそしみます。」
ここには今年の課題「家族伝道」への言及はありません。しかし、私どもがもし、伝道に重荷を覚えて最優先に取り組むなら、家族伝道を後回しにすることは、ありえないのではないかと思っているのです。お互いに祈り、そして、互いに知恵を出し合い、協力を求めましょう。何よりも、わたしをどう「利用」してくださるか・・・です。牧師はそのためにも、存在しているのですから。

☆   委員全員が当選しました。当然の結果です。ただし、これはなおわたしの個人的な感想ですが、選挙の方法に課題が残ったと思わされました。つまり、委員候補者が与えられることを願っての、投票による選挙でしたが、結局、現委員の信任投票の意味となったからです。祈祷会で、委員に志願してくださる方が起こされますようにと申しました。「一票」も重いと思うのは、私だけでしょうか・・・。何より、若い世代の奮起・・・。どれほど、この世の尊い務めに用いられても、教会形成をその中心かつ最底辺(=奉仕とは仕えるという意味)で担う光栄に比べる事はできないと思いますが、いかがでしょうか。

★  総会に、高校生の○○ちゃん、また、洗礼入会志願者、加入志願者も陪席して下さいました。実に、嬉しいことでした。洗礼入会も加入も、自らを教会形成の奉仕者として差し出すことを意味しています。したがって、今年度の私どもの歩みに、これらの兄妹が既にその歩みを重ねて頂き始めて下さったわけです。いよいよ、力強い歩みをなし、天国への行進となりますように。

☆   葬儀アンケートの提出者は未だ三分の一未満です。時間をかけて下さってかまいません。葬儀を「伝道礼拝として・・・」と記された方がいらっしゃいます。とても嬉しく思いました。何より、それを裏付ける生涯を全うすること。これこそが、私どもの喜ばしい課題であり、責任です。どのように生きたのか、生かされて来たのか。キリスト教葬儀は、仏式とは異なり、一方で厳しい事ですが、それを顕在化すると思います。このアンケートの一つのしかも重大な目標こそは、実は、「家族伝道」にあります。その意味で、時間がかかるのも、  当然のことと思います。アンケート作成を通しても、家族に対して、証しのチャンスとされんことを・・・。

★  月報に、新来者名が記載されています。その少なさに、あらためて驚きを禁じ得ません。先週は、○○兄弟がご友人を誘って下さいました。総会で、○○兄が、「どのように誘われたのか共有したい」と発言。看板や伝道新聞、そしてホームページまだまだ弱さ、足らなさばかりが目立ちます。できるところから・・・、です。