過去の投稿2011年4月24日

アンパンマン運動を!  ジャムおじさんそしてパン工場が再生されるために

アンパンマンmessageやなせさん


代理宣教教師を担っている浜松教会(伝道所)の委員が大会ボランティア登録をされ、東仙台教会を拠点とする奉仕(ディアコニア)に赴かれました。ご本人の承諾のもと、ここにもご紹介させていただきます。

ボランティア報告(2011年4月16日~20日)
浜松教会 N・M兄

今回、3・11の東日本大震災から1カ月余り経った東松島市の東名(とうな)と野蒜(のびる)という隣合う二つの地域でボランティア活動を行った。

東名地域は、日本三景の一つに数えられる松島湾の東奥に位置している。松島湾の水深が浅いことと多くの島々が緩衝材となったことにより、津波のエネルギーが減衰し、海沿いの海抜0m地域でも高さ2~3mで速度の遅い津波となった地域である。多くの家はその場に残っているが、一階部分がほぼ水没したために家の中や庭に大量の瓦礫とヘドロが入り込み、大きな被害を受けている。

それに対して野蒜地域は水深が深く緩衝材のほとんどない石巻湾の西端に位置していたために、津波が強いエネルギーと高さを保ったまま上陸した地域である。ほとんどの家が流され、壊滅的な被害を受けている。
どちらも未だに瓦礫の撤去はほとんど手付かずで、自衛隊による行方不明者の捜索が続いている。毎日不気味な余震が続き、夜には飢えで野生化した犬たちが家の中まで入る中、被災者は何とか元の生活を取り戻そうと懸命に努力している。

このような被災地と私たちが日常生活を営む地とは世界が異なっている。被災地という現実にあって、私たちの住む非被災地はまるで非現実の世界なのだ。この現実の相違の前に、私たち人間に出来ることは少なく小さい。どれだけ瓦礫やヘドロを運び出しても、被災された方々に掛けられる言葉はなく、ただ涙を流してそばに寄り添うことが精一杯だと感じる。心は重く、癒しは遠い。

しかし、私たちの小さな働きを通して主ご自身が働かれる時、被災者の心に平安と力強い癒しが与えられ、初めて優しい笑顔が戻る。「事実、御自身、試練を受けて苦しまれたからこそ、試練を受けている人たちを助けることがおできになるのです。」の御言葉の通りに。

今日も被災地で試練を受けている被災者とボランティアの方々に、主の助けが豊かにありますように祈ります。span>