過去の投稿2011年7月25日

7月24日

 ―牧 会 通 信―

☆  子どもの教会のキャンプが恵みのうちに、終わりました。今年もまた、祝福されたキャンプとなりました。かつては、牧師夫妻が中心に企画、運営のほとんどを担っていた時期が続きましたが、今では、キャンプ委員会が中心になって企画、運営されています。一泊二日の、短いキャンプですが、奉仕者たちの緊張と奉仕は大変なものであったと思います。 今年のキャンプは、当初、子どもたちの出席者が少なかったと聞いていました。心中、来年は、中部中会のジュニアキャンプに参加する形にした方が、良いのではないかとすら思っていました。しかし、今年も、昨年のキャンプの楽しい思い出をもった子らの口コミもあり、初めて参加してくれた子どもたちも起こされました。行く道の車の中で、小学校2年生の4人の女の子たちは、さっそくキャンプモード全開でした。そして、川・・・。東白川村でのキャンプの醍醐味は、やはり、この川遊びでしょう。大人も子どもも、川遊びの中で、癒されて行く体験を味わうことができます。  夜は、何と言っても、野外での集会です。昨年の課題もあり、今年は、車2台で、ライトアップをし、しっかりした拡声器も準備され、大変よい環境のなかで、キャンプファイヤー、ゲーム、聖書劇、賛美、お話と続きました。  今年の劇は、配役が直前で代わったとのことで、キャンプ場についてから、練習しておられました。しかし、さすが名優ぞろいでした。
   帰路、子どもたちから、キャンプに参加して良かったという声があふれました。カトリックの幼稚園の経験がある彼女たちですが、予想に反して、聖書のお話が短かった、少なかったということが、とてもよかった(!)そうです・・・。私どものキャンプの一つの特徴です。しかし、それだけに、子どもの教会につなげることが、私どもの祈りです。子どもたちだけでは、教会に通えない状況にあります。何とか、ご父兄のご理解と協力が得られるようにと祈ります。その意味では、「アフターキャンプ」が重要です。つまり、フォロアップです。
   子どもたちの喜ぶ笑顔を見ると、大変な奉仕(奉仕者の方々は!)ですが、また、来年も、やりたい。やらなければならないと使命感が沸き起こります。今回は、契約の子が朝の聖書のお話を担当しました。このように、契約の子が奉仕者となって、次代を担うようになることを祈ります。これからも、契約の親たちはもとより、教会員全員で、子どもの教会と、この夏のキャンプを支えて下さい。

☆  通信にありますように、中部中会内の有志教会、会員によって、福島の子どもたちと保護者を、雀のお宿で受け入れるディアコニアが準備されています。献金と奉仕者が呼びかけられています。これは、まさに、中部にいて、雀のお宿という施設を有する私どもだから担えるディアコニアです。被災地に行くだけではなく、この地にあって隣人となる道は、たくさんあるはずです。8月15日~20日までです。
  私どもは、本日、読書会で、改めて「ディアコニア」について学びます。大会でなされるレポートは、いくつもありますが、個人的には、秀逸のものと思います。マタイによる福音書におけるディアコニアを問う、神学レポートですから、マタイによる福音書の講解説教で礼拝式を捧げている私どものためにある文章かと思うほどです。そして、マタイによる福音書が、何よりも主イエスがお命じになられる通り、「御言葉を行う」こと、それこそが、信仰であることを、いよいよ悟りたいと思います。

★  この数年、スケジュールが合わず欠席が続いている、「信州夏期宣教講座」が今年も、8月29日~31日に開催されます。先週、渡辺信夫牧師より、お誘いのメール、電話を頂きました。先生は、今年、ついに東京告白教会の牧師を引退されました。しかし、無任所教師としてなお、被災地、沖縄、韓国、台湾・・・と精力的に奉仕をなさっておられます。脱帽と言うか、言葉がありません。3:11以降の日本とそこにあるキリストの教会、主の教会のあるべき姿について、「病気しておられない危機の切迫」を感じていらっしゃいます。

☆  亘理への教会のディアコニア実践の予定は、当初、8月初旬、中旬と考えていましたが、上記の日程と重なる可能性もあるとのことです。 あてもなく夏期休暇日程を確定しましたが、何より、こちらを優先したいと思います。

★  昨日、今日と終日、教会で福島伝道所にお送りする物資を持ってきて下さる方に備えていました。今回は、結局、一組の子どもが持ってきてくれただけでした・・・。

☆  ○○教会の姉妹から、「契約の子のための礼拝祈祷書」(05年7月31日発行)が欲しいとのことで、先ほど、○○姉が取りに来られました。もとは、02年に作成した献金感謝の祈祷集です。それ以降生まれた契約の子らには、配布していなかったかもしれません。必要な方は、お気軽に牧師まで。そして、裏表紙には、自分の言葉で献金感謝の言葉を記す余白があります。それに挑戦してくれる契約の子が現れますように・・・。