過去の投稿2011年10月28日

ディアコニア中部(第2号)より

ディアコニア中部(第2号)                  2011 / 08 / ??(?)
                        東日本大震災ディアコニア支援委員会

『異邦人の間では、王が民を支配して、民の上に権力を振るう者が守護者と呼ばれている。しかし、あなたがたはそれではいけない。あなたがたの中でいちばん偉い人は、いちばん若い者のようになり、上に立つ人は、仕える者(ディアコノーン)のようになりなさい。食事の席に着く人と給仕する者(ディアコノーン)とは、どちらが偉いか。食事の席に着く人ではないか。しかし、わたしイエスはあなたがたの中で、いわば給仕する者である。』
ルカによる福音書22章25~27節

Ⅰ― 名古屋岩の上教会による計画的・継続的な被災地救援活動を支援します。
 大震災発生直後から、計画的・継続的に被災地救援活動を展開している名古屋岩の上教会「ディアコニア支援室」に敬意を表し、当委員会は、その実績と計画について報告を求めました。下記の活動内容は、中部ディアコニアフロントとして、中会的に支援することが相応しいと判断し、当委員会の事業会計より支援金15万円を支出しました。また、その使途をディアコニア支援室に委ね、然るべき時に報告を受けることとしました。
1. これまでの活動実績
 (1)救援物資の収集・仕訳・送付:
  被災教会からの直接情報による必要物品を宇都宮教会へ(3/20,24,27,31,4/3)。東仙台教会指定物品を橋谷・望月教師問安車両に(3/21)。手作りケーキを仙台教会へ(3/31)。お菓子類・遊具類・文房具類を中会議長書記問安車両に(4/17)。押し花カードその他を石巻・北中山・亘理・東仙台・仙台教会へ(6/5)、日用品類を福島伝道所へ(7/24)。
 (2)被災地訪問・炊き出し奉仕:
  牧師と教会員3名が亘理伝道所を訪問、親しい交わりを深めるとともに、教会と地域の方々に土手丼や野菜炒め丼をふるまった(5/1)。
 (3)ディアコニア支援室の運営:
  支援室立ち上げ(3/19)、活動報告と方針協議(3/27)、中会議長東北問安準備(4/10)、大震災を覚えての祈祷会出席(6/4)、組織再編と活動協議(6/12)、報告会(7/3)。
  *収入(募金・教会会計より・各集会より)合計¥288,490
   支出(救援物資・配送料・交通費・献金)合計¥236,021(7月24日現在)
※その他、献品物資多数、およそ15万円余
2.これからの活動計画
 8月28日(日)から30(火)までの日程で、教会員4名が亘理伝道所を再び訪問し、そこに集積されている救援物資を地域の仮設住宅入居者に配布する。それに合わせて、9月22日~24日に予定している訪問支援とその後の継続支援に繋げるため、今必要としている物、冬に向けて必要となる物について聞き取り調査を行い、文通による関わりを模索する。