過去の投稿2012年2月28日

2月26日

 

 ―牧 会 通 信― 

★  先週も、被災者の方からのお便りを頂きました。

★  □□姉も、既に何通も文通され、お電話でも、お友達のようにお話をしておられると報告されました。  不思議な出会いと導きです。このようなディアコニアの実りを伺うとき、教会のディアコニアの尊さを改めて思わざるを得ません。本日の読書会は、「教会のディアコニア(奉仕)」についてです。実は、委員会で、「原子力発電の問題」について教会として学びを開始しようと、私から提案しました。しかし、新年度の奉仕が始まりますので、このような学びとなりました。とても、よい判断だと感謝しています。どうぞ、基本を何度でも学びましょう。学び続け、体得しましょう。

☆  リジョイスの新連載、「絵画と御言葉」が始まっています。よい企画です。3月号のベラスケスの絵は、  初めて見ました。そもそも、この画家を初めて知りました。解説を記される吉田牧師は、美術の教師をしておられました。今回の文章も、興味深く読みました。障がいをお持ちのお子さんがいらっしゃる先生だからこそと思わされました。○○兄が、カラーの絵をリジョイス購読者にお分け下さっています。裏面には、「皇太子に仕える身体の小さな男の肖像画」も印刷して下さいました。障がいを持つ方を、まっ正面に描いた作品を、 初めて見ました。本当に、よきご奉仕に感謝する者です。(私どもだけの特権かもしれません!)
改革派教会は、第二戒をとても重んじた(悪い)影響なのかもしれませんが、ルター派に比べ、優れた画家を多く輩出したとは言えないと思います。しかし、絵画を見ることによって聖書(御言葉)を黙想することも、ひとつのしかも有益な霊的な黙想の手段となることを思います。

★   リジョイスに、「ディアコニア」について掲載されています。そして、次回は、「教会の政治的神奉仕」についてです。新版「信徒の手引き」の要約ですが、基本ですから、何度でもお読みいただければと思います。

★  先週は、一泊二日の中部中会教師会が開催されました。遠路、伊勢までまいりました。帰路、伊勢神宮を見る教師も多かったのですが、ゆっくりする余裕もない教師方と共に帰ってまいりました。
2月の教師会では、年報交換を行います。多くの教会が、伝道の困難の中に置かれていることを、改めて思わされました。私どももまた、新来者がまことに少ない状態が続いています。今の日本の状況と言えば、その通りかもしれません。しかし、今の日本にこそ、福音が求められている時であるはずです。皆で力を集め、祈りを集め、声を、手紙を、積極的に出してまいりましょう。
2~3月中に研究休暇…と願っていましたが、全く可能性がありません。どの教師も大会、中会の委員会活動に驚くほど多くの時間を取られています。教会形成と伝道を疎外している事実も否めないと思います。