過去の投稿2013年5月28日

5月26日


★  先週、恵みのうちに幼児洗礼入会式が挙行されました。久しぶりの幼児洗礼入会式の恵みを改めてかみしめています。神の恵みの内に、契約の恵みのうちに置かれた幼子を、私どももいよいよ喜びと信仰をもって見つめ、祈りたいと思います。

☆  午後の子どもの教会教師会には、男性5名、女性11名合わせて16名の教師及び補助教師が出席されました。多くの奉仕者が起こされ、与えられていますことは、私どもの教会の大きな特権だと思わざるを得ません。全員が説教奉仕を担当するわけでもなく、また、年に数度の奉仕というあり方もなされています。しかし、皆さまが自分の信仰とその生活をかけて、子どもたちに福音のことばを紡ぎだしておられる姿に、励まされます。先日は、ある具体的な事例を契約の子どもと祈りつつ決断された証がなされました。それもまた、 子どもたちだけではなく、親である教師にも励ましとなったのではないかと思います。これからも、教師の説教を期待しつつ、子どもの教会の礼拝式の充実を祈り求めたいと思います。

★   昨年の中部中会教師研修会の講師、親しい先生と先日もあることでお電話した折、講演(教会学校教案誌第50号所収予定)でも率直に語られた証がなされました。日曜日の朝が一番、鬱的になって・・・。子どもたちの賛美の声で、盛り返す・・・その繰り返しとのこと。牧師としてあるがままをさらけだされる「強さ」をお持ちの先生ですが、子どもたちの賛美の声が、私どもの教会でも少しずつ大きくなっているように思います。 そして、それは、わたし自身をも本当に癒し、励ましてくれるものです。

☆   現在、子どもの出席者より教師の方が多い状況が常態化しつつあります。教師が多いことは、まことに感謝でありますが、地域の子どもたちへの伝道の課題は、厳然たる事実です。しかし、そのためにもまず、契約の子たちから始める以外にありません。そしてそれは、礼拝式の充実にも求められるものかと思います。9時の礼拝式開始の定刻です。しかしその時間には、子どもたちの出席はなおまばらという状況が続いています。わたし自身も、子育ての時代を思い起こせば、子どもたちの支度を整えることは、本当に、 大変でした。しかし、「地域伝道のための子どもの教会」の使命を、堅持したく願います。そのために、契約の親も子どもたちも、あらためて、ご協力を!と願う者です。契約の子どもたちの信仰の継承、成長を幼児洗礼を機にもう一度、真剣に祈り求めたいと思います。

★                         第57条 (親の誓約のことば)
牧師は、親に対して、次の誓約を求める。
   1、「あなた(がた)は、あなた(がた)の子に、イエス・キリストの血による罪のゆるしと、
聖霊による生まれ 変わりの恵みが必要であることを、認めますか」。
   2、「あなた(がた)は、子のために神の契約の約束を信じ、求めますか。また、あなた(がた)は
自分のためになすように、子の救いのためにも、ただ主イエス・キリストに依り頼みますか」。
   3、「あなた(がた)は、今、あなた(がた)の子を全く神にささげますか。あなた(がた)は、謙虚に神の恵
みに依り頼み、あなた(がた)の子の前に敬けんの模範を示し、彼とともに・また彼のために祈り、教理を教え、また主の薫陶と訓戒のうちに彼を育てるように努めることを、約束しますか」。

☆   本日の読書会は、「伝道についての懇談」を行います。6月の伝道月間のための今回も素敵なチラシが作成されました。確かに新聞折り込みをして多くの方々に「蒔かれ」ます。しかしチラシをご覧くださって教会を訪ねて下さる方は、現在、極めて少ないことは、今更強調するまでもないと思います。このチラシを、個人的な関係者の方に手渡しすること、そのためにこそ、このすばらしいチラシが用いられるのだと思います。祈祷会でヨハネによる福音書の第10章を学び続けています。羊である私どもの名前を、羊飼いはひとりひとり呼び出して下さいます。私どもは主日の「礼拝式で、呼んでくださった主イエスの御名を共に呼び返し、囲いの中に置かれた自分の姿を再発見し続けます。先週は、囲いの外にもなお羊がいることを確認しました。つい数年、十数年前の私どものことです。私どもの友人知人の名前を呼ぶ行為、それが、羊飼いの声として用いられる事を確信して、福音の伝道、キリストの証に励みましょう。

★   先週、学生から、「世界ではキリスト教徒がこんなに多いのは何故か?」と問われました。いくつもの解答がありえます。聖霊降臨祭後でしたから、その根本因を、キリスト者に語らせる神、聖霊の働きによるものですと答えました。神は、最初の教会を様々な言語によるキリスト証言によって呼び集めて下さいました。