過去の投稿2014年2月4日

2月2日

★  先週は、恵みの内に会員総会を終えることが出来ました。心新たに2014年度を始めています。
☆ 朝夕の祈祷会そして主日午後の読書会は、私どもの教会にとってかけがえのない学びの時です。今、祈祷会では、「礼拝指針」を学んでいます。礼拝指針は、第一部「神礼拝」と第二部「教会の活動」から構成されています。今、Ⅰ 御言葉による主の日の礼拝 第1章~13章を学び終えました。先週から、第14章の「洗礼の礼典」を学んでいます。いささか乱暴な言い方ですが、すべての学び会は主日礼拝式の充実を目指してなされるものです。私どもの教会とその生活にとって、主日礼拝式はまさにいのちです。臨在しておられるイエスさまのいのちの交わりにあずかる場所、時に他ならないからです。

★  今、4名の奏楽奉仕者が奉仕後、全員の意見交換をしながら、よりふさわしい奏楽、会衆賛美の向上を目指して熱心に励んでおられます。そもそも牧師は司祭(旧約で言えば、祭司)であり、神礼拝のための特別の(任職された)奉仕者です。奏楽奉仕者は、おそらく牧師の次に、主日礼拝式への「備え」をしておられるのではないかと思い、感謝しています。

☆  しかし、神礼拝を豊かにするためには、礼拝者全員、ひとり一人の「備え」を抜きにすることはかないません。最後は、そこへと至ります。聖霊の力あふれる明るい教会の姿は、第一に主の日のたびに地上にあらわされるはずです。それなら、どのような準備が求められているのでしょうか。その初歩、その前提として、礼拝式直前の準備を挙げることができるかと思います。まさに礼拝者全員の共通する、もっとも単純で重要な備えだと思います。10分前に礼拝堂で呼吸を整えること。言い換えれば、神へと心を集中し、注ぐことです。よい礼拝を捧げるには、キリスト者の生活を重ねる以外にありません。神体験を深めることです。「修錬」が必要です。ある宗派のお寺などでは、まさにひとり一人に修行を施し、精神の集中を求めるようです。10分の時間の中で、神に心を向けることは、やはり「修錬」が必要のように思います。礼拝当番(委員)は、新来者やさまざまな事ごとに配慮する責任があります。小会(長老)は、まさに礼拝の「主宰者」です。礼拝者もまた、新来者への配慮を求められる場合もあります。しかし、基本的には先ず、神へと心を挙げることです。これらのことは、おそらく牧師である私より、信仰の先輩の「やり方」を分かち合って頂くことの方がよいように思います。

★  先週は、洗礼について学びました。ごく当たり前の事ごとを確認しただけです。しかし同時に、何故、授洗者が任職された教師でなければならないのか。何故、ローマ教会やルター派等では、信徒による緊急洗礼が許されているのか。何故、公的礼拝で洗礼を授けるのか・・・。何故、改革派教会の洗礼の方式は「滴礼」に限るものではないのか・・・。実は、とても神学的な基本を学ぶことができます。一見、礼拝指針の学びは無味乾燥のような気がしてしまうかもしれませんが、私どもの実践を深く問うことによって、より神と御言葉にふさわしい実践を整えることができるようなると思います。

☆  主日朝の祈祷会は、今年から心機一転の思いで再開しています。どうしても水曜日の週日の集会に出席のかなわない方々は、このわずかの時間を用いて下さると幸いです。・・・、ただし、それによって、礼拝式への備えが疎外されることのないように・・・。頭が痛い、課題です。

★  報告でもアッピールされましたが、「のぞみセンター」支援のために、ケーキなどのお菓子を届ける奉仕を、ぜひ、姉妹方には積極的に検討して頂ければと願います。祈りを形にして・・・。

☆  また、もう一件の報告についてです。○○○○長老が、毎日、膨大な量の教会と国家に関するメディア情報と原発関連のメディア情報を希望者にメール配信してくださるとのこと。私は、既にこの益に浴しています。PCやスマホでの受信でなければ、大変のように思います。これを見れば、新聞数紙を読んだことになるでしょう。教会の対社会的責任、神奉仕のために、時代の課題を正しく知ることが求められています。同時に、皆さまには、「リジョイス」のメール配信(無料)のご利用も呼びかけます。
 
★★★  「報告」補足  ニュースメール配信について  ★★★
キリスト者として今の日本について何が問題であるか注視し、私たちがどんな状況に置かれているのか、しっかりと情報を得て理解を深めていくことはとても大切なことだと思います。たくさんの情報があふれている中、日々の生活の中で必要な情報を探し出す困難もありますので、この毎日のメールニュースを活用していただけたら有益かと思います。ご希望の方は別途配布したメールアドレスまでご連絡下さい。記:○○委員