過去の投稿2014年4月13日

4月13日

★               【中部中会第一回定期会出席  所感及び報告 ○○長老】
   定期会二日目の午前中のみ、出席させて頂きました。最初に、出席する者の個人的な思いではなく、主の御心がなるようにとの祈りで始められました。主な議題は、日韓開拓伝道についてでした。前日にも様々な議論がされたようですが、この日は前日にされた土地購入と教会堂建築のための費用の増額についての提案の修正がされ、再び提案されました。委員会の歩み寄りがあり、また伝道委員会財務より「無理な資金計画ではない」との応答もあり、具体的には8500万円で、満場一致で承認されまた。今後は定期会を通さずに委員会で進めていくことも承認されましたが、伝道委員会と密にやり取りしていくことが約束されました。予定されている場所の近くには改革派の教会がなく、支援体制を心配する声もありましたが、犬山教会の金先生から、「死ぬ覚悟で、伝道する」と、東釜山老会の関係諸先生が宣教師への激励の言葉の紹介がありました。就任された黄先生の挨拶もなされ、開拓伝道の働きが、大きく動き出したことを思いました。

☆           【20周年記念集会報告  ○○執事】
集会は、初めに執事、長老の発題により、20年の歴史を振り返り、モーセを指導者として導かれたイスラエルの民の歩みと重ね合わせられ、その歩みは決して平坦な道ではなかったが、その都度、神の力強い導きと、赦しがあり、過去を振り返ることによって、これからの歩みも、主なる神への信仰によって生かされていく幸いを覚えました。またそのような20年をたどった岩の上教会のこれからの展望が牧師より語られ、教会のディアコニアを押し進める重要性を、教会形成を車輪に例え、礼拝、教育、伝道(証し)、ディアコニアの位置を確認しながら説明されました。その応答として、参加者全員の想いを聴くことができ、過去を振り返ることによって、前を向き、歴史の評価に耐えうる教会となる歩みを続ける大切さを確認しあいました。また地域のディアコニアに対する具体的なアイデア(子どもの教会卒業生へのフォロー、子どもを持つお母さんへのフォロー)のアイデアも出されました。集会は予定時刻を大幅に越えてしまいましたが、皆さんの言葉を一言も聞き逃すまいとして、会を勝手に一時停止宣言して、電話をかけに行く愉快な兄弟も現れ、感謝に満ちた、和やかな集会となりました。

★   20周年記念集会は、上記の通り、恵みの内に祝福されました。○○執事が名古屋岩の上教会の「歴史家」として、その歩みを描き出されました。私は、できれば全員が、そのように(彼女のレベルという意味ではなく)教会が何を目指して来たのかを認識できるようになって欲しいと願います。それは、教会のまさに真ん中で十字架(奉仕)を担って来られたことの証左であり、全員が、教会の真ん中そして大黒柱だからです。

☆  先週の定期会の最大の議案は、何と言っても日韓協力開拓伝道についてであったと思います。第一日目に行われた懇談会では、委員会に対する実に厳しい意見が噴出しました。当然のことであると思います。私も又、議案書を見て、極めて憂慮すべきことであると沈痛な思いを抱えて出席しました。6800万の総予算で開拓伝道を始めることを満場一致可決した中部中会でした。提案は、大幅な予算を越えたものとなっていました。東釜山老会と中部中会との信仰とその告白を一つにし、日本キリスト改革派教会を名古屋圏に建て上げるという、極めて高い歴史的な意義を持つ開拓伝道です。中部中会の諸教会、伝道所が一致して協力し合わなければ、「日韓」協力どころではありません。第二日目、委員会の修正提案を受け、私自身は、委員会の手続き上他のさまざまな課題を脇に置いて、とにかくこの開拓伝道そのものを前進させたいとの思いで、修正提案を受け入れました。結果は、満場一致、土地建物を取得することが決議されました。会議終了後、購入予定の土地で祈らなければとの思いで、自転車を走らせました。関係委員の教師、長老方も現地を確認し、共に主の導きを祈りました。報告に記した通り、私どもは最も近い教会です。来年、何とか大学生を導きたい…。そのような思いを与えられています。

★  いよいよ受難週が始まります。今年は、毎晩連続して祈祷会を捧げます。当時の伝道所委員の皆さんの並々ならない熱い思いの中で決議されました。最初の教会の誕生の折、主イエスのご命令、そして主イエスのお約束を忠実に守った使徒たちは、祈りのために一つに集まり、旧約聖書を開き、主イエスの教えと御業を思い起こし、祈りに専心していました。そして、あの聖霊降臨の出来事を体験しました。集まって祈ることが大切であり、祝福であることは、2000年の教会史によって力強く証されています。