過去の投稿2005年5月10日

5月8日

★  先週は、神戸市灘区六甲にあります、大会憲法第3分科会主催の教会音楽講習会のために神港教会に参りました。バッハの世界的なオルガニスト、指揮者の鈴木雅明先生とジュネーブ詩篇歌を演奏するために特化して製作されたガルニエのパイプオルガン。まさに夢のような、組み合わせでした。最初に、私どもの教会堂建築の学びのためにも、お越し頂きました、前神港教会牧師の安田吉三郎先生の講演、次に、鈴木先生の講演を聴きました。しかし、私にとって、まさに一生忘れがたいような経験は、鈴木先生の伴奏による詩篇歌によって主を賛美したことです。ジュネーブ詩篇歌の賛美の調子が、これほどまでに生き生きと 信仰の心を表明し、御言葉に仕えるものであり、それだけに、外へと、神へと私どもの心を開放する力にあふれたものであることを今更のように知らされました。又、奏楽とは、単なる伴奏ではなく、神を讃え、会衆とともに会衆を挑発するかのようにさへして、生き生きと心を高く引き上げさせるものであることを身をもって体験させて頂きました。あの場に、皆さまをお連れして、この経験を共有したいと心から思わせられました。

☆   すでに○○姉がこのような経験を何度か経験なされたからこそ、ジュネーブ詩篇歌の導入、練習に 意欲的になられたことが、よく分かりました。○○姉もまた、豊かな学び、研鑽、体験を与えられたことと  思います。既に祈祷会では何度も申しましたが、しかし、あらためてここに記したいと思います。 奏楽者の方々のためにお祈り下さい!練習を重ねて、主の日を迎えられます。その意味で、説教者の次に、緊張して礼拝式に出席しているのが、奏楽者であると思います。必ず、祈りましょう。奏楽者の信仰と技術の向上は即、主日礼拝式の充実になります。このように記すと、逆に、プレッシャーを与えることになるでしょう。しかし、これは、事実です。その意味で、奏楽者たちの研修費を今年計上したことは、すばらしいことと思います。今年はさらに、横手先生を講師としてお招きし、練習のときをと考えております。また、礼拝式の奏楽も同時にお願いできれば、とも考えます。

「詩篇歌を伴奏するオルガニストの心得  ① オルガンは引率するものであって、伴奏ではない。  
② 適切なテンポの発見。 ③ 節ごとに変化を(レジストレーションや和声)  ④ 合唱のごとく、ア-ティキュレーション(一音一音はっきりと)を。  ⑤ 歌と共に柔軟性を  ⑥ 歌声を神の御前に届けるための感動。 
⑦ オルガニストとしての適正は、大胆な、そして繊細な音楽家であること。(鈴木先生の講演より」」

☆  さて、昨年は主日礼拝式の充実を目指して、取り組みました。これは、奏楽者や司式者、説教者だけの課題ではありません。会員の課題です。そのために、私自身、もっときめ細かな、具体的な指導を積極的にしなければならないし、して良いのだと思わされました。

★   神港教会は、日本キリスト改革派教会をまさに代表する教会です。旧日本基督教会よりの歴史を継承し、100年の歴史になろとしています。戦前は、東の富士見町(植村正久牧師の牧会した)、西の神港と呼ばれていたそうです。(しかも経済としては、旧日本基督教会随一であったとか)神港教会の礼拝堂空間は、 当伝道所を3次元的に3倍(建坪9倍)にしたような感じでしょうか・・・。しかし!!、礼拝堂空間、椅子の配置などは、ほぼ同じです。椅子も、一脚ずつのものですが、連結されていて、一線に並ぶようになっています。私どもの教会は、そうなっていません。それだけに、礼拝の前に、ピシッと一線に配置されなければ、 礼拝堂空間としては、ふさわしくありません。これは、私が毎週、心がけていることです。分級が終わったとき、皆で、ピシッと椅子が並ぶようにご配慮をお願いします。

☆  実は、今年の8月28日に、この神港教会の礼拝説教と午後の講演会に招かれています。今回、礼拝堂とオルガンを拝見し、ますます楽しみになりました。しかし、同時に、緊張感も生じてまいりました・・・。

★  先週のゴールデンウイークは、上の娘、○と信仰告白の準備会を重ねました。普段、バレー部で、夜9時近くに帰ってくるほど、忙しいのですが、休みを利用しました。先週の伝道所委員会では、なお、延期の可能性があるかも、と報告しました。しかし本人の意思ははっきりしていますので、次週、信仰告白式を挙行いたします。遂に、当伝道所、はじめての契約の子の信仰告白式を祝います。その意味で、画期的、すばらしいことです。先週は、渡辺大郎くんが礼拝説教を聴いていました。契約の子たちが、全員、信仰告白に至るように!これこそ、私どもの祈りの中の祈りです。契約の義務を果たすことを誓約した親であれば、すべてにまさって、この祝福を求めましょう!!