過去の投稿2005年6月6日

6月5日

★  本日も伝道礼拝式として捧げました。今年の伝道月間は、諸般の事情から6月第一主日、つまり聖餐を祝う礼拝式と重なりました。聖餐の礼典は、礼拝式の頂点です。しかし、信仰者にしかその意味は分かりません。ですから洗礼を受けられた方だけがこれにあずかります。それなら、伝道礼拝式に聖餐を祝うことは、避けるべきでしょうか。そのような考えが強くあることも承知しております。しかし、私どもの伝道の理解に基づくなら、聖餐を省略する必要はないはずです。この聖餐の命の祭りに一日も早くあずかって頂きたい、これが、私どもの伝道の動力であり、目標となります。これがわたしどもの愛なのです。すでに、本日の礼拝式に、やがて、洗礼を受け、この聖餐にあずかる方が招かれていることを信じて疑いません。

☆  5月の伝道月間は、私どもの教会の一大事業です。私どもの教会は、じっとしていれば、新来者が来られる環境にはありません。他の教会を羨んでいても仕方がありません。私どもは、この地域に遣わされたのです。24000枚は、新聞折込。800枚は手配りでした。先週のお二人の新来者の方は、お一人は新聞折込。お一人は手配りの伝道新聞によって導かれました。やはり、手配りの方が効率はよいのだと思います。本日で、伝道月間は終わります。来れなかった家族、友人が何人もおられます。しかし、諦めず、誘いましょう。福音を語りましょう。主イエス・キリストにある生き方をもって福音を証しましょう!毎週の礼拝式は、伝道の最前線です。日々の証の生活が、伝道を支えます。

★  大田正紀長老による午後の講演会は、さすが改革派の信徒、研究者らしい講演内容でした。三浦文学について、あらたな関心が与えられました。なにより○○兄のお父様が各務原から出席されたことは大きな励まし、感謝でした。家族伝道は、伝道の第一です。

☆  今回の伝道新聞でも、「市民のみなさまへ」と、今日の政治状況への教会的な発言を公にすることができました。感謝です。これは、私どもの伝道の使命の遂行そのものであり、当然のことでもあります。有事法制下にある私どもの教会が、かつての時代の教会のように「声」を挙げることがなければ、もはや、日本の 教会の死でしょう。日本キリスト改革派教会の存在意義は、日本の教会の「死」からの再生のはずです。  26日の読書会と夏の夜の祈祷会では、渡辺信夫牧師の「抵抗権とキリスト教信仰」についての文章を読みます。すでに印刷をすませてあります。先週の教師会でも、これを教師方に配布しました。皆さまに先立って福音宣教に生きるべき説教者たちが、この課題、「殉教」の問題を避けて通ることはできません。

★  この教師会では、ほとんど必ずその週の、週報を配布しています。実は、そうしているのは、ほぼ私だけです。一度、「もうやめた」と、本当にやめてしまったことがありました。そのことを、伝道所委員会で申しましたら、「ぜひ続けるべきでは」との意見を受け、反省したのでした。中部中会の問題、課題の克服のためのもっとも単純な方法は、各個教会が情報を公開することである、これがわたしの、加入以前からの主張なのです。昨年は、豊明教会とだけ合同半日研修会を行いましたが、かつて名古屋圏の教会で共同研鑽のための集会を行いました。このようなことができるのも、長老主義教会のまさに「強み」なのです。この強みを  発揮し、困難な伝道の状況にある時代のなかで堅固な、真の教会、聖霊の力あふれる「日本キリスト改革派教会」として形成されるために、中会の交わり、近隣教会との交わりは、要となります。
☆  ついに祈祷会で、「祈りへの道」を学び終えました。祈祷会で、祈祷そのものについて集中的に学んだのは、初めてのことでした。すばらしい学びとなりました。変えられたからです。もう一度、第一章から学び直せば、祈祷の修練はさらに結実し、確かなものとなるかもしれません。しかしこれは各自の課題として、さらに進んでまいりたいと思います。先週の夜は、とても寂しいことでした。一回いっかいの祈祷会、この責任ある奉仕を大切にし、心新たに励んでまいりましょう!

★  主日の朝、牧師室でのニカヤ信条の学びのとき、日曜学校の「庭での分級」を片目に見ておりました。  木製テーブルと小さなパラソルが利用されていることはうれしい限りですが、これからいよいよ夏場を迎えます。先週は、月曜日のほとんど一日と細切れの時間を利用して、庭に多目的の木枠を作りました。    夏には、よしずを屋根にしつらえれば、野外分級室、また、子どもたちの遊び場ともなるでしょう。来年の 秋を目指して、ぶどう棚にも・・・。ジャンボエンチョーで、一本、1フィート198円の材木が、わたしの製作意欲を刺激しました。ちなみに、この木を30本利用し、棟上げには、家族の力も必要でした。