☆ 先週の読書会には、「信州夏期宣教講座」の報告会、学び会を持ちました。殉教者、朱基徹牧師の信仰を学びました。8月の祈祷会に続いて、真正面から殉教について学んだわけです。殉教・・・。
もちろん、そのようなことが二度と起こらないように私どもは全力を傾注して、戦わなければならないのです。しかし、牧師は、その「究極の時」が来れば、真っ先に、その道を行かねばなりません。朱牧師の標語は「一死覚悟」でした。読書会のとき、信徒の方々と殉教者の牧師について学んでいるわけですから、そこで、深く、あらためて問われていました。同時に、このような学びが、まさに教会で、兄弟姉妹たちと共にできることのなかに、私どもの教会の祝福そのものがあると感謝しました。
★ 主日の夕刻、投票に参りました。実は、投票前から、小泉氏の笑顔がちらつき、いたたまれない思いで、出かけました。結果は、予想をはるかに越えたものでした。衆議院の3分の2が自民党。それは、日本の現代史は、まさに、憲法改正の段階を上りきる、最後の一歩となったのかと思います。深夜、友人にメールしました。殉教を学んだのに、そこで、既にがっくり来ている自分がいました。「もう、死にたくなった」と冗談まじりに書きました。しかしそこで、そのように書ける相手がいることもまた、 感謝でした。朝夕の祈祷会時に、いずれも賛美歌361番を歌いました。 そして、何故今 この歌を歌うのかを話した後で、歌いました。
「この世はみな 神の世界、 悪魔の力が 世に満ちても、 わが心に 迷いはなし 主こそがこの世を治められる」(三節)私どもはいかなるときも、「明るく」、主キリストの主権を告白し続け、歌い続けることができるのです。天上の栄光のキリストの御姿を見ているからです。なんという光栄、なんと言う幸いでしょう。ハレルヤ!
☆ その祈祷会。これもわたしにとって忘れがたい集会でした。「和解の大使」の章。牧師の務めについて学びました。一人ひとりのコメントを聞きながら、じっさい顔がほてってしまいました。皆様がどれほど、牧師の職務を重んじておられるか、もとより、口にださずとも分かりますが、しかし、実際に、口で言い表されると、・・・恥ずかしくなりました。名古屋岩の上伝道所の牧師、それは、まさに幸せ者です。わたしの言葉が、神の言葉として聴かれている。わたしの存在に神の働きを認めている・・・。皆様に感謝したい気持ちは当然ですが、しかし、やはりここでこそ、テサロニケの信徒への手紙一の第2章13節にならって、「神に感謝します」と申し上げるのみです。そして、この教会形成の根本的絆が悪魔に崩されてはなりません。実際、言及された方もおられましたが、そのようにして混乱する教会がどれほど多いことでしょう。牧師の務め、これが軽んじられたら、すでに教会は倒れているのです。その意味で、私の慰めは、まさに皆様の存在です。この意味で、やはり、申し上げざるをえません。「ありがとうございます!お祈りに心から 感謝します!」
★ 今夕から、中部中会信徒研修会です。今回の参加者は、部分参加者を含めて、24名(子ども7名)です。全体では、396名とのことです。日曜学校教師方は昨年に引き続きの御奉仕、感謝の一語です。他中会では、これほど集まる集会はあるのでしょうか。中部中会ならではの集会と言えます。昨年に引き続き、わたしは、教育委員会の責任上、小さな講演をいたします。日曜学校校長は出席しますが、 皆様は、それぞれ、分科会で、善き学びを、と思います。そしてできれば、次主日の報告の折に・・・。
☆ 先週のこの欄に、「日本における正式な宣教協力関係にある日本キリスト教会は、」と記しました。教師会の席上で、週報を全員にお配りしていますので、ある教師から電話でご指摘を受けました。日本キリスト教会とは、「連絡関係」とのこと。日本キリスト改革派教会は、どこの日本の教会(教団)とも宣教協力関係にありません。お詫びして訂正いたします。ホームページでは、即座に書き改めました。週報を公にするのは、このように緊張関係を保持することができて、感謝です。しかし、それだけに、ますます、週報の内容は、注意深さを要求されます。それもまた、感謝なことです。
★ 土曜日、民主党の代表に、前原氏が決定のニュース。憲法改悪を推進し、9条改悪の民主党における 旗手・・・。「御言葉を宣べ伝えなさい。折が良くても悪くても励みなさい。」テモテ二第4章2節