過去の投稿2006年4月12日

4月9日

★  桜の花も満開となりました。すでに滝の水の川沿いの歩道の桜はほとんど散ってしまいました。美しい桜の季節は、あっという間に行ってしまいました。花見をする余裕もなく、桜のシーズンをやり過ごしてしまった今年でした。

☆  入学式も終わり、今週から朝の祈祷会は通常通りになります。年頭に、ウエストミンスター信仰告白を学ぶ決意をしました。いよいよ、始まります。皆様には、新書版のウエストミンスター信仰基準をお持ちくださるようにお願いします。教理を学ぶこと、それによって信仰が生き生きとしたものになること、何よりも、主の恵みへの応答・献身が深まることを目指します。

★  先週は、日曜学校の進級式、精励者への賞状贈呈のときを持ちました。金賞は、年間を通して一度もお休みしなかった子どもへ送りました。銀賞、銅賞、努力賞と続きます。金銀は、やはり契約の子が中心です。今年こそはと昨年度一年間がんばった子ども達に金賞の賞状を手渡すことができるのは、やはり「役得」です。うれしそうな顔を見ると、本当に、こちらがうれしくなります。今年度の「教会学校教案誌」には、子どもたちのための聖書日課が掲載されています。ご存知、三川先生のものです。日曜学校の子ども達、契約の子達がこれで、毎日の祈りの習慣を養ってくれたら、家庭礼拝、食前の祈りの友にしてくれたらと願って、企画しました。毎週、40枚印刷します。もしあまりが出れば、どうぞ、会員の方もお持ち帰りください。大人の聖書日課が疲れてきてしまった方には、この子どもの聖書日課はいかがでしょうか・・・。

☆  「葬儀に関する依頼書、遺言書」の提出は、次週までとなっています。皆さんの提出が遅れているようで、委員会での議論にもなりました。略歴や保証人の印鑑など、どう書き込んだらよいか分からない方は、ご遠慮なく牧師までお尋ねください。この書面は、牧師のみが用います。プライバシーの保護にも気を配ります。一度書いてしまったら、変更不可能というものではありません。聖書、賛美歌など、毎年、変更していただいても結構です。

★  報告にあるとおり、今年の受難週は、初めての試みですが、12日、13日、14日の三日間、受難週特別早天祈祷会として朝6時15分から6時35分頃まで行います。年報に、年間予定としては記しませんでしたが、年頭の所感に、教会員全員が祈祷会の恵みにあずかれるための一つの配慮として、受難週の祈祷会について、プランとしてあげてみました。伝道所委員からの積極的な支持によって実行が決議されました。朝早く、起き抜けに教会で祈るのです。韓国教会では、毎日行うのがむしろ常識なのかもしれません。しかし、その祈祷会は、集会というより、それぞれが自由に集まり、祈り終わると散会する集いのようです。私どもは、集会として守ります。何人が集うか・・・。私自身も楽しみです。念のために申しますが、この特別の集会は、公的集会ですが、全員に励んでくださいとは申しません。「私どもの霊性のために」、なす集会として考えてくださればと思います。

☆  ついに、大会憲法第三分科会より、改訂された「ジュネーブ詩篇歌」が刊行されました。1年以上前に  注文したわけですから、何冊注文したのか忘れてしまっていました。私どもは、これまで、賛美歌21に採用された詩篇歌、ジュネーブ詩篇歌を用いてまいりました。しかし、これからは、皆様には、教会の集会には、この詩篇歌集をお持ちくださるようにとお願いしたいと思います。牧師としての思いは、毎主日礼拝式には、基本的に、一曲は、この歌集から選曲していただきたいと考えています。後日、奏楽奉仕者と協議して、  決定させていただくかと思います。ジュネーブ詩篇歌を用いることによって、改革派教会の礼拝伝統を生き生きと生かす道を、奏楽者とともに求めてまいりたいと思います。そのためには、やはり、賛美練習も必要となるかと思います。

★  礼拝式において、賛美を歌うこと、それは、私どもの心を動かす(楽しませる)ためにするのではありません。これは、基本中の基本です。もしも、ここが間違えば、それこそ、東方教会のように、あるいは、改革派の伝統の一つであるツヴィングリの流れの教会のように、オルガン使用の禁止や、賛美歌禁止まで考えられるでしょう。音楽は、神の賜物です。しかし、それだけに自分を楽しませ、酔わせるという、大きな誘惑もあるのです。詩篇は、神の言葉です。しかも、もともとメロディーがつけられて歌われたものでした。それを、ついに今日、わたしどもも歌えるわけです。わたしは、音符を読んで歌うことはできません。「ヒムプレヤー」(カラオケ)もありませんから、教会で皆さんと少しずつ慣れ親しんでまいりたいと思います。