★ 本日は、○姉そして、○ちゃん、○ちゃん、そして○さん。○姉、○くん、○ちゃんの歓送会の愛餐会を行います。「歓送会」と記しますが、もちろん、私心を申し上げれば、「歓」送することはできません。名古屋岩の上伝道所の交わりから離れること、それが、わたしにとっての悲しみです。ただ単に、会員が減少するなどということではありません。お二人とも、契約の子です。○姉も、名古屋岩の上伝道所に転入されることによって、教会生活が落ち着いてなされた経緯があります。○姉も、志を与えられて、遂に、転入を果たしたばかりでした。朝の祈祷会にも、○ちゃんを連れて励み始めて、どんなに嬉しく励まされたことでしょうか。奏楽の奉仕にも加わってくださり、名古屋岩の上伝道所の礼拝式は、奏楽の面から言えば、実に充実した体制が与えられたのです。○くんや○ちゃんの幼児洗礼の課題も、ご主人への伝道のことも、転出先の教会におゆだねすることになります。
☆ 牧師とは、洗礼入会者でも加入、転入会者でも、当該会員の牧師です。会員の牧会の責任を与えられています。いつも、入会者には、試問のときこのように申し上げます。「試問会とは、皆さんを試問するのですが、実は、わたしも神に試問されるのです。それは、あなたは、この羊を養うか、この羊を愛するか、と問われ、それに「はい」と答えることです・・・」。ヨハネによる福音書第21章における使徒ペトロの経験です。それを、牧師は常に、問われています。わたしの「召命の御言葉」もまさにこの箇所でした。そのような会員を送り出すことは、断腸の思いです。しかし、この時代、この経済構造の時代に、転勤、入学によって、名古屋を離れることもあるわけです。学生時代にキリスト者となれば、教会形成の使命をもって、地元にはりつくように生きる(職業)選択をなす方もおられます。そのように指導する牧師もおられ、会員数の大きな教会へと成長している教会があることを知っています。しかし、
★ ただし幸いなことに、お二人とも、日本キリスト改革派教会が近くにあります。その教会での生活に一日も早く、なじみ、そして奉仕に生きることです。主の日と祈祷会とを中心に生活をし、牧師の牧会を受けるように、その関係を築くことです。移籍の手続きが済めば、わたしの牧会もまた、そこで終了します。させねばなりません。どうしてか。転出先の牧師の奉仕を疎外してはならないからです。しかし・・・。最近、考え方を「微修正」しつつあります。たとえば、「お嫁に行ったのだから、もう二度と戻ってくるな」という考え方が、昔はありました。いつまでも牧会的な配慮をすれば、先方の牧師の職務を犯します。しかし、それをあまりにも厳格にすると、何か問題がおこったとき、それこそ気軽に相談できなくなるのです・・・・。お二人とも、おそらく速やかに、転籍の手続きが取ることができるでしょうし、それが大切です。しかし、その時点で、「もう、牧会関係は、まったくなくなりました。」と、言い切りません。何か、重要な問題が生じれば、「行き詰まる前」に、祈りの支援をして下さったらよいのです。もとより、日本キリスト改革派教会は、一つの教会ですから、地域は離れても、特に、○姉とは、中部中会の諸集会で、お会いできるでしょう。共に過ごした名古屋岩の上伝道所での教会生活と訓練とが、それぞれの新しい歩みに豊かに生かされることを心から祈ります。
☆ それにしても、キリスト者の転居は、恵まれています。まったく知らない場所に行っても、そこに教会がある。そこで兄弟姉妹の交わりが与えられ、築くことができるからです。
★ 先週は、礼拝式後の説教の分かち合いで終わらず、祈祷会でも、あらためて説教を読み返し、特に、「わたしは確信しています。(=・ペペイスマイ)」をめぐって、ローマの信徒への手紙第8章までをおさらいしました。実に、この一語で、ローマの信徒への手紙を紐解くことができることを、私自身、驚きをもって知らされました。「神に説得されている。」神の愛に説得され、それゆえに信じる。それが信仰なのです。信仰を与えてくださったその神が、喜んで御自身の義を与え、義と認め、つまり「あなたの罪は赦された!」と宣言してくださるのです。なんとありがたい恵みでしょうか!信じるまでの神の説得の道のりは、ひとり一人、異なるでしょう。しかし、洗礼を受けた者たちは皆、この神の説得、愛の説得を受けた者たちです。もはや、信じない可能性は消滅し、ただ信じる以外になくなってしまう。信仰から信仰へと伴い行かれるのです。それほどまでに、徹底して「ペペイスマイ 確信されている。説得されている」です。感謝あるのみ。
☆ 今週は、講演会の奉仕があります。ほとんど、準備に集中する暇がありませんでした。4月からは、大学の新規の授業の準備、大会教育委員会の宿題・・・。その他、数えだすと怖くなり、心病みますので、考えないように・・・。主がお守りくださるでしょうし、できないものはできない・・?「安心して行きなさい!」です!