過去の投稿2007年4月15日

4月15日

☆  先週の復活祭もまた、豊かで恵まれた主日でした。○○君の幼児洗礼入会式。洗礼の水をたらすとき、彼は、目覚めました。しかも泣きませんでした。そこで、父と子と聖霊の御名によって、主イエス・キリストに結ばれる恵みにあずかったのです。私どもは、契約の子としての事実を、この目で見ました。両親の誓約が、誠実に果たされますように。また彼は、私ども教会の子どもでもあります。名古屋岩の上伝道所の将来を担う子として、すべての面で成長できますように。日曜学校を中心とした教育が豊かに実りますように。

★   午後に、二人の高校生(補助教師になった姉妹も、自分の学びの為に参加)と、洗礼入会をめざした学びが始まりました。○○○○ちゃんも加わりました。大きな喜びです。私どもは、日曜学校伝道と教育をすでに10年にわたってなしてまいりました。もしも、彼女たちが洗礼へ、入会へ、あるいは、日曜学校教師へと導かれて行くなら、私どもの開拓j伝道・日曜学校伝道は、まさに、一時代を経ることになり、確実な実りを結べたことになるでしょう。彼らに続く、地域の子らも起されてくるでしょう。私どもの教会にとって、このことがどれほど大きな意味を持つか・・・、なおも祈りを集めましょう。

☆   愛餐会も、いつものように、力を込めたおいしいご飯の持ち寄りでした。食べすぎで、気持ち悪くなった子もいたようです・・・。○○君が「幼児洗礼の願い」をお父さんに斥けられたとのこと・・・。祈ります。

★   復活祭の午後、○○○○氏の病床を有志で訪問しました。降誕祭いらいの、小さな小さな「聖歌隊」の奉仕でした。○○氏は、○○○○の毎日の訪問看護、お祈りによって、その信仰は強められています。すべての意思は、左の親指を動かして示していただく以外にありません。しかし、「イエスさまを信じてる?」の彼女の問いに、私どもの前でいつものように大きく、動かしてくださいました。キリストの義の衣、勝利の衣を着せられ、キリストの愛に包まれての、病床の日々です。体の復活の希望とリアリティは、まさにこの病床でこそ、味わわれるものであると、思わされました。洗礼を受けることができませんが、しかし、実質的にはすでに信仰者です。つまり、私どもの仲間です。祈り続けましょう。病床訪問。実に、復活祭にふさわしい奉仕です。悲しいことに、○○姉の訪問は、かないません。

★   先週から朝の祈祷会は火曜日になりました。実に久しぶりに出席された姉妹も起されました。祈り会が、どれほど信仰の成長と教会形成に果たすものか、ご本人も理解されていると思います。祈祷会の生活を重んじるなら、私どもの歩みは確かなものとなります。この祭司のディアコニアに加わる者が、なお、一人でも多く与えられますように。

☆   先週は、金城学院大学の講義も始まりました。「キリスト教学」は必修であり、大学のアイデンティティーそのものに結びつくものです。日本キリスト改革派教会の教師による奉仕。そこに、大きな意味を思います。マイクを片手にしながら、しかし、一人の魂の深みに主イエス・キリストが届いてくださるようにと、祈っています。教会から派遣される教育と伝道のディアコニアです。

★   宗教全般に関する否定的な先入観を持つ学生は、少なくありません。また、ミッションスクール出身者以外は、キリスト教に関する知識は、ほとんどが第一次資料にもとづくものではなく、不正確なものです。しかし、中には、薬学部ということで、将来をすでに、病床での働きに資するための「学びへの期待」を表明する学生もいました。5月の伝道月間には、この「一年生たち」が生まれて初めて教会に招かれます。

☆   先週の日曜学校は、久しぶりに多くの子達が集いました。2年前までは、いつもの日曜日であったはずですが。ピカソからの子たちが、滝の水・小坂の子達が集えるように、これが日曜学校礼拝の真剣な祈りです。中高科も、新しい子も加えられ、にぎやかになってまいりました。

★   教会の祈りとして、先週から新たに大きな課題が与えられています。「愛する者よ、あなたの魂が恵まれているように、あなたがすべての面で恵まれ、健康であるようにと祈っています。」(ヨハネの手紙Ⅲ)皆で、祈りを集めましょう。  祈祷会では、ウエストミンスター信仰告白第4章「創造について」を学び始めています。「死も命も・・・いかなる被造物も、私たちの主キリスト・イエスによって示された神の愛から引き離すことはできない」使徒パウロの、創造者なる神、その愛にもとづく、「したたかな信仰」の告白です。

☆   国民投票法案が、前回の、教育基本法案同様、与党の強行採決によって可決されました。何としても、憲法を改正し、9条を葬り去ろうとする、内閣の強烈な意思(自民党結党以来の執念)を見ます。憲法調査会会長の中山太郎議員は、『国民は、これでその「主権」が担保される』と言いました。このような「戯言」で、騙されてしまってはなりません。彼らは、「自分たちの憲法草案」の実現の為に、この法案の可決を急いでいるのです。4月29日は、「みどりの日」から「昭和の日」に名称を変えられてしまいました。そこにも、戦前回帰の深い策略を見ざるを得ないと思います。「政府(天皇)の過ち」によって、二度と侵略戦争を起さない。これが、日本の幸福であり、世界貢献の道ではないでしょうか。目覚めて。