過去の投稿2007年8月31日

8月26日

★   先週は、夏期休暇を頂きました。一週間の休暇は、あっという間でした。皆様のご理解とご奉仕に心から感謝申し上げます。日ごろはまったくできない、わずかの親孝行を試みました・・・。主日には、初めて、 日本キリスト改革派教会 横浜教会に出席致しました。実家から、車で、20分もかかりませんでした。

☆   わたしの周りの教師方は、二週間の休暇をとる方も少なくありません。二回の主日礼拝式を空けるわけですから、勇気が要るのではないか?と考えたりします。しかし、休暇初日にお訪ねした、浜松の金起泰先生との交わりの中でも、韓国の教会事情、特に、牧師の休暇などのことを詳しく教えていただきました。 韓国では、どの教派でも、数年牧会を継続すれば、数ヶ月単位で、充電期間を設けるとのことです。また、日本の福音派のある大きな教団では、牧師に任職され3年ほどたてば、数ヶ月、休みを取ることが義務付けられているとのことです。牧師の職務の本質から、このようなことがなされるわけです。既に、今年で、19年間の歩みをしていますが、そのようなことは一度も経験していません。しかし、来年は、伝道開始、20周年を迎えます。牧師としての働きのちょうど折り返し時点です。20年も牧師として生きてこられたことは、 大きな驚きと感謝です。しかし、神が許してくださるなら、後半戦の20年を、これまで以上に、いよいよ充実した務めを担うことができるようにと祈ります。しかし、そのために、やはり、「準備」が必要であることを、この機に、考え始めています。

☆  昨日、伝道所委員からいただいたメールです。「○○委員の奨励は、本当に励ましを受けました。キリスト者がこの世の価値観にとらわれず、主を第一にする生き方ができるのは、説教をよく聴くこと、そしてイエス様の背後の祈りに支えられていることを信じ続けること。○○委員の生きる姿勢からにじみ出るような、奨励だったように思います。本当にいつ何時までも、説教によって養われ続けて行きたいと切に思いました。」先週も記しましたが、同じ御言葉を聴き続けた仲間であればこそ、よく聴き取ることができたのでしょうし、祈りのうちに準備されたからこその感想だと思います。他教会からの奨励奉仕者をお迎えせずに、牧師休暇を担うことができることも、当伝道所の祝福された歩みの一側面を物語ります。

★   この欄を記しているとき、○○家の皆さんが、最後の挨拶をしに来られました。○○委員も加え、牧師館で短くお茶を飲み、写真をとってお別れしました。○○君が、「教会が加古川に来てくれたらいいのに!」と。会堂にプロペラをつけることはできませんが、彼が、どれほど教会のことが好きであったことか、よく分かります。11月25日には、板宿教会の礼拝式に出張します。ですから、また秋に会えるという余裕の思いがあります。○○ちゃんも、すくすく大きくなっています。教会の子どもたちが、一年一年成長するその姿を、 見ることができること、そこに、神の家族としての教会の喜びがあります。私どもの伝道所は、先週は14名の子どもたちがともに礼拝を捧げることができた、子どもたちの多い教会です。本日は、ずいぶん少なくなってしまいますが、それでも、子どもたちの声が絶やされたことはありません。この子たちがそれぞれ、信仰を告白し、次の世代の教会を支えることとなれば、私どもの喜び、これにまさるものはありません。そのために、なお、子どもたち、そして中高生たちのために、よい教会となれますように励みたいと思います。

☆    明日から、中部中会学生会のキャンプがお宿で開催されます。長女とその友達が、志を与えられ、 キャンプの企画をしたようです。わたしは、一切、ノータッチですが、周りの教師たちもよく助けてくださって、はじめてキャンプが実現できるのです。15名あまりの大学生、他中会からの参加もあるようです。これを契機に、中部中会で学生会活動が始められ、また、他中会でも学生会のキャンプが開催されるなら、これは、すばらしいことです。課題の一つは、未信者の学生の参加が皆無ということ。学生達が、学内伝道、友人伝道のために、熱き思いを与えられ、また「証し」と「伝道」の実践的訓練を受け、スキルを磨くことでしょう。

★   明日から、「信州夏期宣教講座」に出席します。今年は、○○、○○委員と一緒に出席します。一昨年は、わたしが、大会の委員会の関係で出席できなかったとき、彼女たちは出席されました。わたしの車で、他に○○牧師、○牧師、名古屋教会の執事の姉妹と参ります。教会の戦争責任、戦後責任を共に考えます。個人的には、渡辺信夫牧師の講演をもっとも楽しみにしています。八十をはるかに越えた現役教師です。ついに、カルバンの「キリスト教綱要」の改訳が、今夏、新教出版社から刊行されます。これまでは、6分冊にわかれての出版でしたが、今回は、4分冊となるようです。古い翻訳をもっているから、買わない・・・というのではなく、新訳の綱要を楽しみにしています。今年度、最高の出版となることは、間違いありません。