過去の投稿2008年1月9日

1月6日

☆  主の2008年が始まりました。今年も、心を一つに合わせ、何よりも祈りを束にし、奉仕を束にして教会の主イエス・キリストにお捧げし、神の国の拡大、教会の形成のため、神の栄光のために惜しみなく生きてまいりましょう。宜しくお願い申し上げます。改めて、わたしの働きのためにお祈りください。

★  奉仕者アンケート用紙を配りました。先週は「仮」のもので、昨年とほとんど同じものをお配りしました。今回は、先週の臨時伝道所委員会で作成した用紙です。委員が減ったこともあり、大きな変更となりました。早速、陪席された委員候補者から提出された意見を重んじました。「奉仕をしたいけれど、どのようにしたらよいのか、全体像が見えにくい・・・」皆様の声でもあるかと思います。一つは、主日礼拝式のための掃除当番を、これまで通り、掃除、整頓をしていただくことだけではなく、一人人数を増やし、主日礼拝式全体の準備を担うという奉仕に変えます。印刷の奉仕、印刷物を折って、会員のポストに入れること、備品(台所、掃除のみならず用紙、インク・・・)管理などを担うのです。三人余りの体制のなかで、責任をもって主日礼拝式、一週間の教会の集会の準備の配慮がなされる・・・。試行錯誤を重ねることでしょうが、挑戦してみたいと思います。辞任する委員は、総会まで奉仕を担いますが、皆さんへと「引継ぎ」をしていただくこととなります。委員の補充もなお課題です。委員会は、数合わせは決してしないことと確認しています。しかし、牧師が打診した方は、なお神の召しを覚えておられるなら大胆に従ってください。

☆   献金のお勧め、これは、牧師としても容易なことではありません。かつて毎年、年報に、開拓初期に作成した、「献金の心得」をつけていました。多くの皆さんには、すでになじんでいる文章と思います。十一献金について記しているのは、子どもカテキズム問い57です。
「問57 第八戒は何ですか。  答 「盗んではならない」、です。
問58 第八戒で神さまが願っておられることは、何ですか。
   答 私たちの持っているものすべては、神さまから与えられたものです。人の体やもの、時間を盗んではならないということはもちろん、自分自身のお金、持ち物、時間をも大切に用いなければならない、 ということです。私たちは、自分自身を神さまにおささげし、十分の一献金をささげて、神さまに栄光をお返しします。」  献金の奉仕もまた、会員のかけがえのない、責任的な奉仕です。

★  年末年始、結局、実家にも戻らず、ひたすら家で仕事をしておりました。しかし、説教でも触れましたが、2日に、すでに今年最大の喜びとなるであろう祝福にあずかりました。昨年の晩秋から求道されておられた 氏と年末年始に学びのときを持ちました。そして先日、おそらくこれまでの岩の上史上、最も早く求道から信仰、救いへと導かれました。これから洗礼入会志願者となって、教会員となるべく学びと訓練とが施されることとなります。まことに新春の喜びです。07年度は、洗礼入会者が与えられないという寂しいこととなりましたが、しかし、私どもの新年の出発に、神からの大きな励ましであり、光です。何よりご本人の上になされた救いの御業に目を見張ります。伝道者の喜びは、まさに「魂の救い」にあります。そしてそこでなお終わらずに、牧師としてきちんと教会員となり教会の仕え人として成長できるように、全存在が主のものとされた喜びと使命に生きられるようにこれからも、わたしの務めが続きます。これを兄弟がなお積極的に受け止められたら、どれほど豊かな働き人となられることでしょうか。その意味で、わたしには最高の「お正月」となりました。

☆  新年度のために、年末年始、ゆっくり備えをと考えていましたが、今回も走りながら考えるという状況です。「熟考」「熟慮」と説教で語りながら、そのためには、静まるときが不可欠であるとあらためて反省させられます。牧会生活を始めて20年、伝道開始20年。友人たちの多くが教団単位で、この節目に「研修」のときを、しかも参加必須として設けます。節目をどのように歩むのかは、やはり大事です。私どもは自分たちで考えなければなりません。不十分ながらも、渾身の勢力をそれぞれの時期に降り注ぎました。皆様の協力と理解を得て、そのようなときをと願いつつ、しかし同時に、伝道者の喜びは、伝道です。どうぞ、お友達を教会へ。あるいは、ご自宅に牧師を招いて、集会を! 皆で、「一人の魂」を追い求めてまいりましょう。