過去の投稿2008年4月13日

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★   今年も、桜の花見を楽しむゆとりはありませんでしたが、車の窓越しから満開に咲き誇る桜を楽しみました。冬の間、まるで死んでいたような木が、知らない内に赤い蕾をつけ、そして、一気に咲き誇る。創造者なる神を賛美せぜるを得ません。花見を楽しまない方が、不信仰ではないかとすら思えるほどです。その桜も先週は、大雨、大風で桜吹雪の舞いとなりました。いよいよ春も本番になってまいります。

★   本日、「『ナルドの香油』献金」の趣意書が配られました。伝道所委員会で、 姉の結婚祝いについて協議しました。牧師夫人となるということは、伝道献身者となるということを「基本的に」意味します。  (家内は、神学校を卒業していますので、伝道者としての自覚をもって結婚し、事実、私どもの単立時代には副牧師という肩書きで奉仕していたのです。しかし、日本キリスト改革派教会では、女性の牧師も長老も認めていませんので、信徒となりました。そして、日本キリスト改革派教会では、牧師夫人を、「奥さん!」と呼ぶことが普通になされています。まさに普通の信徒です。私どもの職務体制ではそれでかまわないのです。しかし、信徒もまた一人の献身者でないはずがありません。牧師夫人もその意味で、献身者であって欲しいのです。牧師夫人とは、その意味では伝道献身者なのだと、個人的には考えています。しかしまた、彼女は、伝道者である牧師を支える、助け手としての伝道献身者なのです。「前」に出る必要は、教会であれば、ほとんどないでしょう・・・。)  かつて 姉のときと同じように、伝道支援の献金として、教会から自由募金の形で捧げることと致しました。命名は、 委員が考えてくださいました。いよいよ、挙式の日も近づいてまいりました。お二人のためになお祈りましょう。

☆   中部中会定期会のなかで、懇談会として、大会憲法第一分科会から答申された「女性役員はわが教会の憲法に抵触しない」という言葉の意味の丁寧な説明が、委員長であり、神学校の校長である市川康則先生からなされました。こちらもまた、前述の姉妹と個人的な学び会で、学んだ思い出があります。私自身の立場は、加入前から一貫しております。市川先生が、「教会が、この世から批判され、学び、教えられるべきこともあるのです」と語られたことが印象に残りました。奴隷制度を支持する教会や牧師が、我々の伝統のなかで、つい最近までありました。南アフリカの改革派教会の「アパルトヘイト(人種隔離政策)」支持のことは、世間の人々もよく知るところと思います。(しかし、この政策を廃止した勢力もまたキリスト教〔ツツ主教=ノーベル平和賞〕でした。)私どもの教会の10年以上にもなる大会における「女性役員」の可否についての議論は、いったいどうなるのか・・・。私見では、すでにこのあり方の中に私どもの教会の体質が如実に反映されていると思います。それを悔い改めることが、他の多くの諸課題にも通じることと思います。

★  先週、伝道新聞の巻頭言他のために、「ウサギとカメ」のお話をずっと考えていました。すると、いよいよ、この寓話を用いて、福音の真理を鮮やかに示すことができることが分かって来ました。先週は、牧師住居で、中高生の分級をしました。12名の女の子たち!わたしも毎週、誰かに声をかけて、礼拝式に招こうと思います。手分けして、声をかけ、誘う働きに励みましょう。先週は、その実りで、 兄が出席されました。