過去の投稿2008年5月5日

5月4日

★   今年も伝道月間が始まりました。本日は、いつもの礼拝式です。しかし心はすでに伝道月間モードに入っています。しかし、言うまでもありませんが、いつもの主の日の礼拝式でも、新しい方が来られることを心から祈っています。いつでも伝道の臨戦場が主日礼拝式です。

☆   伝道礼拝式の心得、それは、なんと言っても、「アーメン」の声ではないでしょうか。主を賛美する声です。歌声です。もとより、こちらも普段の礼拝式でも同じです。讃美歌集を、胸の辺りまで持ち上げて歌えば、良いでしょう。信仰の告白、表明です。礼拝式は、まさに皆様が作るものなのです。

★   本日、伝道新聞、「岩の上だより」が20,000枚新聞折込される予定でした・・・。祈りを込めて原稿をしたため、 編集、校正、印刷、金曜日午前に無事配送センターに持ち運びました。ところが、連休の関連でなんと8日(木)になると・・・。

☆  福音は、誰にでも受容されるものとは、聖書に記されていません。それどころか反対が起こることも予告されています。しかし、選びの民には、聖霊によって心の曇りをぬぐい、ベールを取り払い、主イエスのもとへと呼び出されます。ここには、そのような仲間たちが何人もおられるのです。主よ、どうぞ、この新聞を用いてください。新聞の折込から、この便りを見つけ出し、真剣に読む方を起こしてくださいますように。

★  兄からいただいたメールにこのような文章がありました。「大高地域はキリスト教会が私の知る限りでは、ひとつも存在しません。それどころか、「草薙の神剣」が熱田神宮に奉安される前の西暦195年に創建の神社をはじめ、街には年間を通じて「お氷上さん」の例祭が町民総動員でおこなわれます。(私も経験しましたが、町民には定期的強制的にお世話役がまわってきます)この地域の中心的な保育園があります。「愛知の保育 発祥の地」の石碑が立っています。県下で一番古い、仏教系の保育園です。中学生になっても「南無帰依仏、法、僧~」と鼻歌が歌えるほどです。さらに驚くことは、小学校の敷地に隣接して戦時中の?「奉安殿」が立ち、金色の菊の紋章を見て、子供達は通学しています。 手強い環境です。」
   とても恥ずかしいことですが、このような地域であったことを、知りませんでした。特に、神社の例祭が町民総動員で・・・、ということは、自動的に、強制的に「献金」が求められるのでしょうか。そうなれば、まさに憲法違反、信教の自由への抵触は明らかです。一号線を越えた地域には、伝道したことがありません。緑区と言えど、精神的な距離がずいぶんあります。もともとは、鳴海町が最初に名古屋市に入り緑区となり、有松町、大高町も緑区の中に入り、現在の緑区が誕生したそうです。大高には、巨大なイオンのショッピングセンターが誕生し、開発も進んでいます。この地への伝道の責任も、私どもがはっきりと自覚すべきでしょう。摂理の中で、兄が救われ、今年度の総会でも、大高への伝道に言及されたかと思います。

☆   植村正久(旧・日本基督教会の指導者であり、明治期キリスト教会の代表的な指導者のひとり)が、有松で伝道した記録が残っています。うろ覚えですが、植村は、有松での伝道は、だめであった・・・との主旨を記しています。明治の有松町と現在は違いますが、しかし、伝道が容易な地ではありません。そもそも名古屋という巨大な経済都市におけるキリストの教会の伝道は、人口密度の割りに教会がやはり少なく、小さいのではないかと思えます。しかし、ファイトが沸きます。あの植村をして嘆かせた、伝道困難地であれば、日本基督教会の「末裔」でもある私どもが、そこで伝道することは、愉快なことでもあります。

★  印刷したのは、22,500枚。残りの2,500枚は、大高方面に手配りすることとなります。

☆  釜山日本人教会日本事務所より、月報を送っていただきました。釜山日本教会のではなく、日本キリスト教会の横浜長老教会のものです。登家牧師のことは、この欄でも何度も記しましたが、横浜長老教会のディアコニアの実践の姿には、脱帽です。本当に一つの教会でこれだけのことをしているのか、驚きです。回覧できたらと思います。先週は、宗教改革時代のディアコニアを学びました。次回で、このテキストを読み終えます。その後は、個人伝道についての学びを数回する予定ですが、ディアコニアへの道のりは、遠い歩みかもしれませんが、しかし、焦らず、弛まず、自分の人生の「時間」の用い方をいつも、主に祈り求めてまいりたいと願います。

★  尾張旭教会の「教会案内」をいただきました。学生たちに紹介するためです。業者の製作で美しいものです。三万枚、24万円。一枚、8円です。30,000戸に個別配布なさるとのこと。3万戸の個別配布、これは、言うは易く、行うは難しです。掲示板をご参照下さい。