過去の投稿2008年6月9日

5月25日

★   東京告白教会の渡辺信夫先生からいただいたメールに、同教会伝道開始50周年の挨拶という文章を拝読しました。その末尾にこう記されています。「これからの50年は、これまでの50年と比べようもない厳しい時であろうと私たちは考えます。50年前には予想も出来なかった暗雲が目の前に垂れ込めています。50年後には地球もなくなっているのではないかという不安を語る人は増えています。しかし、私たちは明日終わりが来るとしても、私たちには主がおられ、将来があり、希望があることを証しして立つ所存であります。」 私たちには、主がおられ、それゆえに将来があり、それゆえに希望がある! 私どももまた、同じ志によって、教会の証しを立てるべく励んでおります。キリストの教会は、「希望の共同体」なのです。私どもの教会の創立宣言に、「世界の希望は、カルビン主義の神にあり!」とあります。-ここであえて「カルビン主義」(教会の改革者ジャン・カルバンによって始められ、その後、彼の神学を継承、展開させて行く教派)と記しています。もとより一般受けはしませんし、かえって大いに誤解を招きます。しかし、私は、「聖書が証しする神」を、2000年の歴史を経た今日の教会の責任として、このように記すことをむしろ肯定的に考えます。-いずれにしろ、サイクロンスマトラ島沖地震の大津波、ミヤンマーのサイクロン、中国の大震災・・・、未曾有の大天災がおこります。それ以上に、恐ろしく、人間の命や環境を破壊する戦争は終わりません・・・。憲法を改悪して、なんとしても9条や20条、そして立憲政治をなし崩しにしてしまおうと企てる多くの国会議員がいます・・・。そのような現実を見据えてなお、「神の将来」を証しするのが教会です。主イエス・キリストによって始められた地上における神の国の拠点、現れである教会、そして教会を通して世界に広がりつつある神の国、終わりにもたらされる神の国(完成された神の国=新しい天と新しい地)は、今将に来たりつつあるのです。私どもの将来は、完全な勝利が待っています。ですから、こつこつと主の業に励むのです。

☆  姉とささげる最後の主日礼拝式となりました。前回の家との別れのときも、そうでしたが、その日までは、考えないように・・・。未だに、家の兄弟姉妹のことを普通には、話題にできません。寂しさが募るからです。どんな来週になるのか・・・。しかし、前を向きましょう。姉が伝道者の伴侶となることは、私どもにとっても、誇りです。そして、その全生涯が主の祝福豊かであるようにと祈ります。祝福の基となり、教会(員)の祝福となりますように!