過去の投稿2008年10月8日

10月5日

★   先週の「教会全体研修会」は、大きな喜びのうちに終えることができました。まさに、今年一番の集会でした。出席がかなわなかった方々のために、文章に残したいと思います。又、録音も欲しかったでした・・・。

☆   今回の集会は、何度か、記しましたように、牧師として、「ドキドキ」させられました。これまでの歩みを、審判されるような、あらわとならざるを得ない類の集会だからです。「ドキッ」とさせられた言葉もありましたが、しかし、14年の歩みが、客観的な評価に耐えうるものであると(なお、私自身の主観的判断でしかありませんが)、心から確信することができました。新しい委員方も緊張しながらも、よく発題されました。また、  委員の過去の歩みの振り返りは、まさに、その真ん中を生きた方らしい、教会的な歴史のまとめをしてくださいました。年表をさらに肉付けされれば、15周年の骨格はすでにできたも同然のように思います。  委員も、加入された側面からの「岩の上」とはいかなる教会であり、その意義について、まさによく理解されたものでした。自らの教会生活、教会とは何かという基本、基礎をまさに、ここで問われ、学び、体得され「つつある」のです。(誰でも「つつある」ものです。完成はありません。)

★    どの教派、教会でもまったく同じですが、教会にとって、説教者、牧師の存在は、決定的な影響を与えます。彼の信仰と献身こそ、最も問われるところです。このことは、また、世俗のあらゆる組織と通じるところでもあるでしょう。しかし、改革・長老教会の強みは、牧師だけに、教会の霊的指導を委ねていないところにあります。「長老と執事」教会役員の存在があるのです。とりわけ、牧会する務めを、牧師とともに与えられ、担うところの「治会長老」。彼らこそは、私どもの教会、教派の要となります。しかし、彼らを育てる器こそまた、教師なのですが。応答者の中からも、たとい「無牧」という危機的状況にあってもなお教会を支えることができるのは、長老たちの信仰がしっかりしているからであるとの言葉がありました。その通りでしょう。また、その時こそは、おそらく中会をもっとも意識させられるときでもあるでしょう。私どもは、この長老を育てること、複数の長老を神によって立てていただくことが、祈りです。そのためには、教理と祈りに熟達し、霊的な感覚を研ぎ澄ます霊性を深め、献身することです。新たに委員に加わられた姉妹は、伝道所委員たちの奉仕に甘えて来たことを、神に示されたと仰いました。教会役員たちが、教会員を励ますこと、これが実に大きなことであると、改めて、今回、思わされました。

☆   時間は、まったく足りませんでした。第二部として、全員で、懇談することができれば、どんなによかったでしょう。しかしそれは、次回の「ディアコニア委員会」(委員会ですが、委員は、会員全員です!!全会員が出席すべき【委員会】です。)で、挙げられた伝道の課題、ディアコニアの課題を具体化させてまいりましょう。私自身、心から感謝したことは、皆様が伝道の使命と責任を深く覚えておられることです。新しい兄弟は、公園に出て行って、子どもたちと遊びながら、自ずと、日曜学校、教会へ誘うというアイデアが出されました。開拓当初、公園伝道を行っていたことを、今回、初めて知られ、驚いておられました。日曜学校の生徒たちのために、訪問することの提案もありました。新しい子どもたちとの出会いは大切ですが、かつて来ていた子どもたちを「追いかけて」行くことは、さらに大切でしょう。

★   契約の子の意見として、「子どもの頃の説教や学びは、ほとんど覚えていません・・・。(ショックです!彼女だけだと思いますから、これまでどおり、一生懸命、励みましょう。)けれど、とにかく、教会に来ることが、今の自分をつくったのです。今では、【神の栄光のために】という生き方が、自分の身になってしまっている。」(自然となるわけではありません。聖霊の恵みと働きです。生涯の課題と目標です。)教会の子どもたちのことを、深く思います。子どもたちが多ければ、教会は、(親は、当然のことですが)何かとたいへんなこともあります。しかし、子どもたちが、教会を自分の居場所としてくれれば、牧師室を占拠(?)しようが何をしようが、大目に見るべきでしょう。(ときどき、怒ることもありますが!それもとても大切です・・・)また、思春期を、主イエスを知らず、教会を知らないで過ごす圧倒的に多くの子どもたち。金髪、銀髪の子達を・・・。

☆   「いのちのパン-子どもカテキズムによる聖書日課-」を用いて、家庭礼拝を、と願います。契約の子は、主日の数時間以外は、家庭で信仰を養います。我が身を省みて、「堂々たる」家庭礼拝について、指導することができないことは、わたしの取り返しのつかない課題です。しかし、それだけに、このような短い箇所を読むことを、コツコツ続けてくだされば、必ずや、彼らの霊性を整えることとなると確信しています。

★  オリックス、清原選手の特集、K1のマサト選手の試合のテレビ。男の血?が沸きました。負けるものかと。