過去の投稿2009年9月1日

8月23日

★   明日より、二週間の休暇となります。牧会生活21周年ということで、まさに初めての二週間の休暇です。当初、研究休暇という呼び方もしていましたが、二週間で、研究ということにはなるはずもありません。しかし、過ぎ越し方を振り返りつつ、新しい展望と、何よりも聖霊の豊かな注ぎを受けて、より深い霊的な奉仕が捧げられるために、よき時を過ごしたいと思います。また、「燃え尽き症候群」に陥らないようにも。

☆   そのための一つが、東釜山老会の訪問です。研修旅行という思いで、伺います。主日には、説教を依頼されていますが、こちらも、礼拝者としての視点とともに説教者として高神派の礼拝式を体験させていただくという意味合いが強いと思います。先日、○○牧師から、15周年記念誌の原稿をいただき、その折のメールにて、先週、先生も東釜山の教会を訪ねられた体験を、教えていただきました。「畏怖の念」との表現に、驚きつつも、うなづかされる思いもありました。わたしも、緊張しています。10年前、やはり、最初で最後の海外旅行として韓国の高神派の諸施設、独立記念館、殉教者記念館などを牧師グループの一行として、伺っていらいです。その時には、教会そのものの集会を見ることも、主日礼拝式にあずかることもできませんでした。中部中会の春の一泊教師会で、東釜山の指導的な牧師たちのお話を伺い、大きな挑戦を受けたことが、今回のきっかけです。韓国の牧師たちの献身と召命感の確かさ(もとより、個人差があることは、どこでも同じですが)に、真剣に触れるなら、「畏怖」を持つことも、なるほどと思います。

★   先週、教会学校教案誌の担当分の原稿、また、何より想定外の代務としての原稿、そして、自分のミスでのリジョイス原稿など、大慌てで、過ごしました。休暇の前、ピークでした。その折、一組の牧師ご夫妻の訪問もありました。名古屋で伝道する韓国人のご夫妻です。家内の教え子の関係で、このような交流となりました。ご夫妻とも、留学生として日本に来られ、そこで、召しを受けて、伝道者となられた由。名古屋ですでに10年の歴史を刻まれているとのこと。しばしの語らいの中で、日本における伝道に励んでおられる姿に感謝し、また教えられました。

☆   信徒の手引きの学びの中で、人間は、「神の大庭」の「庭師」であると学びました。キリスト者は、神の信託された管理者です。良き管理を怠ったことが、環境問題です。二週間、すべて留守にするわけではありませんが、教会の庭の管理、それもまた、大切な奉仕です。

★   夜の祈祷会のために、プリントを配布しました。信徒の手引きの「国家と教会」をほぼ全面的に改訂したものです。8月に、平和について学ぶことは、名古屋岩の上教会の伝統です。司会者は、委員。どうぞ、励みましょう。

☆   来週は、週報を委員の担当で、製作、印刷します。お祈りください。この欄も、どなたかが、記されます!牧師不在時、すべては、委員たちが責任を持ちます。かつて、礼拝の主宰者は、小会にある。長老がいなければ(そろわなければ)、礼拝を始められないと、学んだことがあります。巡回教師の二宮先生をお迎えすることができるわけですから、安心ですが、しかし、あくまでも、主体は「伝道所委員会」です。こうして、委員会が整うことがなければ、そもそも、今回の休暇もありえません。どうぞ、委員会、委員方のためにお祈りください。

★  衆議院選挙が公示され、選挙戦が始まりました。来週主日が、投票日です。教会の前のハローズには、毎日、宣伝カーが来ます。正直、「うるさいなぁ」と心のなかでつぶやくこともあります。しかし、先週、ある候補者が来られて、始まりました。実は、その方と、「キリスト者平和ネット」の機関誌の同じ号で、文章を掲載されたことがあります。実は、その時初めて、その方のことに気づいたのでした。生まれて始めて、こちらから出向いて、挨拶しました。普段名刺を持ち歩きませんし、その必要もありませんが、名刺サイズの「ハートステーション、子どもの教会の案内」を差し上げました。「そこの教会の牧師をしています。9条を擁護する立場を地域に表明しているのです」と自己紹介しました。すると、隣にいた方が、名刺を下さいました。なんとその方は、数少ないキリスト者の参議院議員でした。応援に駆け付けられていたのです。これは、本当に予想外でした。握手しながら、「○○さんに伝道してくださいね」とお願いしました。いただいたチラシには、「仏教連盟・・・」と紹介されていました。その方が、仏教徒かどうか分かりません。たといそうであっても、施策を支持できるのであれば、かまいません。教会は、為政者のために、祈る務めがあります。来週、期日前投票に行きます。