過去の投稿2009年11月23日

11月15日

★   先週、礼拝式の後、午後2時に、○○氏の洗礼入会式を、病床で挙行いたしました。考えてみますと、21年の牧師の歩みのなかで、実は、初めてのことです。「父と子と聖霊の御名によって!」と宣言しながら、額に、水を注ぎました。最近の○○兄をお見舞いするとき、意識がはっきりしないときが多くなりました。今回は、体調を悪くされていらっしゃるとのことでしたし、重篤の方たちのいらっしゃる病床だとも伺っていましたから、讃美を歌うことは考えておりませんでした。まさに、洗礼制定の聖書個所と洗礼執行、祈りだけでした。ところが、○○兄は、これまでで最もはっきりと目を開け、私どもの来るのを待っていて下さったようでした。○○委員は、「ずっと緊張し、興奮している、最近にはないこと」と仰いました。 
 
私どもは、洗礼の礼典の意義を教えられ、そこで何が起こるか、起こっているかを御言葉によって悟ることが許されています。そこではまさに、父なる神と御子なる神と聖霊なる神が、天地創造の力、いへ、それ以上の力をもってあの病床に共にいて下さり、あの「水を用いた営み」の全てを用いて、御自身の救いの出来事を行って下さったのです。あの病床が、神の救いの御働きの最前衛、三位一体の神の御力が天から、注がれ、なされたのです。私どもは、既に、洗礼の恵みのほんのわずかですが、礼拝式のたびに、体験させていただいています。しかしそれは、神の国の喜びと楽しさのまさにほんの一部でしかありません。しかし、その一部ですらこれほどまでの素晴らしさなのですから、まさに天上の礼拝はいかばかりでしょうか。

○○委員からのメールに、「今朝は、教会員と共に祈りました・・・」とありました。そうです、○○氏は、名実共に私どもの主にある兄妹、会員となられたのです!祈りを聴きあげられる主の御名を讃美致します!!

☆   本日は、中部中会連合長老会(中部中会内の長老方の交わりと共同研鑽の組織)の問安を受けます。一年に一つ(ときには二つ?)の伝道所を励ますためにお訪ねくださいます。私どもも、すでに2回ほど、  問安を受けることが許されて参りました。しかし、久しぶりとの印象があります。最初の問安は、ビルのとき、20名に満たない大人の礼拝出席者でしたから、長老方が来られたときの大きな讃美の声は、まさに、大きな励ましとなり、忘れ難い経験でした。あれから10年近く、私どもはなお伝道所です。複数の、三人の長老を立てることができません。現時点で、見通しが立ちません。自給と比べれば、はるかに困難と言わざるを得ません。しかし、神のみ業は、私どもの思いを越えてなされてまいります。信じ、求めましょう。

★   先週で、伝道所委員全員が、教会設立、自給に向けてのアッピールを終えました。5週連続で、報告の折に、設立の意義について、なによりも集中的に献金について各委員がお勧めをなさいました。祈祷会で読み直した「回顧と展望」の文章の中で、「当伝道所は、献金についての勧めがおそらく最もなされない教会である」との言葉があります。これは、もう当てはまらないかもしれません。先週の○○委員のお勧めは、まさに御自分の証、赤裸々な姿を分かち合って下さいました。「人生でもっともお金がかかるとき・・・」粛然たる思いを抱きました。「自分の子の必要なら、何とか工面するのに・・・」

私どもは、各々が、神の前に生きればよいのです。献金の「額」ではなく、神への献身と感謝、十一献金の心が求められているのです。人の目を気にすることは、克服すべき課題です。真実にCoram Deo!(コーラム・デオ! 神の御顔の前で≪生きる!≫)に生きてまいりましょう。そのようにして、Soli Deo Gloria!(ただ神の栄光のために!)に生きて参りましょう。

☆   降誕祭の諸集会と米田浩司さんをお迎えしてのコンサートのチラシが出来ました。○○兄の作品です。実は、これまでの作品は、印刷時点で、いつも不鮮明になっていましたが、ほんの少しのパソコン側の調整でよくなりました。集会案内、伝道、証しの武器がチラシ、伝道新聞です。これによって、いよいよ降誕祭に向けての伝道の心構えもできます。教会備品の桜色の用紙、2500枚をとりあえず、準備しました。今回は、新聞折り込みではなく、手配りを中心にするという方向性です。何枚刷るのか、また後で確認いたしますが、今、あるものは、先ずは、個人用としてお用い下さい。・・・、子どもの教会のチラシもできました!

★  今週、水曜日の5時から、米田浩司さんが伝道担当の委員、子どもの教会クリスマス担当者たちとの打ち合わせと音響の確認に来られます。米田氏は、長久手在住ですが、毎週、伝道のために、席を温める暇もなく出張されています。 コンサートには、PA(音響)セットが不可欠ですが、昨年は、安城の友人の教会の物を借りに奉仕者が出向いて下さいました。しかし、今回は、自前の物が与えられました。このPAセットで、 中高生たちがバンドを構成して、讃美するようになれば、どんなにすばらしいでしょう。大きな期待、夢です。