過去の投稿2010年3月14日

3月14日

☆   先週は、「教会学校教案誌」会議のため、太田伝道所に参りました。二宮先生が赴任された伝道所で、新しく編集部に加わって頂きました。教会学校教案誌も、37号が刊行され、10年目に突入です。おそらく日本キリスト改革派教会の歴史の中で、これだけの定期刊行物はなかったかと思います。「リジョイス」を本棚に並べても、まだまだ、私どもの背の幅には届きません(そんなことを比べても意味がありませんが・・・。)

   大きな感謝と同時に、焦燥感も募ります。120余りある諸教会の中で、70余りが採用して下さっていますが、子どもの教会の教育と伝道とをどこまで、支え、実らせることができたかです。それは、他ならない私ども自身が問われています。先週、宿毛教会の酒井教師が、私どもの子どもの教会の状況をかねてより見たかったとのことで、休暇中、出席されました。しばらく途絶えていた「日曜学校」を今年、再開されたこともあるようです。これは、吉報です。しかし、私どもを見て、ずいぶん、驚かれたと思います。平均30名来ていたときはつい3年前です。「子どもたちをわたしのもとに」との主イエスの招きに応える歩みを、さらにと願います。

   そして何よりも、私どもの祈りの最優先課題は、信仰の継承です。契約の子らが、信仰告白をなし、聖餐の礼典にあずかり、神の民の一員として生きることです。親の教育、養育の最優先課題であることは、今更、言うまでもありません。どうぞ、子どもの教会の礼拝式に全員出席させてください。礼拝式に招き続けて下さい。親(私ども自身)が、この世の価値観にからめとられることがないように、神からの契約の恵みに感謝し、与えられた責任(約束)を深く覚え、これを果たしてまいりましょう。神の国とその義を求めましょう!

★ 太田伝道所の新会堂は、私どもと同じく、「オザキ建築」さんが建てられました。外観は、瓜二つです。しかし、大きさは、1.5倍ほど、しかも牧師館は、隣接されていますから、実質的には二倍ほどのスペースがあるかと思います。木の香りがぷんぷんと漂います。私どもはここで既に、7年目となるわけで、時の経過の早さに驚かされます。美濃太田市での、伝道開始80年の歴史を数えることを改めて伺いました。地方伝道の祝福を祈ります。

☆   先週、定例の花倶楽部としては最後の集会を多くの出席者とともに行いました。いつものように、聖書のお話しも短く致しました。7年余りという息の長い奉仕が捧げられました。どれだけの人たちが、教会堂の中に入られた事でしょう。また、御言葉を聴いたことでしょう。改めて中心的な奉仕を担われた菊池委員のご労苦に感謝致します。残念ながら、そこから求道され、洗礼へと導かれた方はいらっしゃいませんでした。しかし、私どもの目が常に外へと広げられ、伝道のための祈りが、この集会によって絶えず振起されてまいりました。その意味でも、目に見えない大きな成果を、確信しております。今後の花倶楽部は、教会員それぞれの賜物を分かち合うような単発集会となる予定です。いずれにしろ、私どもは今、個人的に福音を語り、導くための祈りを始めます。菊池委員も又、これまで関わりのある方に、さまざまな方法で、御言葉を証し、伝道に励み続けて下さると思います。私どもは、教会に誰かを誘うツール、門戸を一つ失くしましたが、それだけに、自分の知恵と工夫で証しをし、教会に、主日にお連れする祈りが求められています。先週も記したように、「誰かひとりの救いのために、わたしを用いて下さい」この祈りを祈りましょう。

★   先週、15周年記念誌の発行のために、○○委員が業者(陽生印刷)と最終的な打ち合わせをして下さいました。これで、おそらくは4月4日の復活祭に間に合うはずです。復活祭は、記念誌発行のお祝ともなるかと思います。先週、○○兄との学び会で、うっかり、「開拓5周年記録誌」をお渡ししていなかったことに気付き、すぐにお渡ししました。教会には、在庫としてすでに20冊を割り込んでいます。現住陪餐会員になられる兄妹には必ず贈呈しますが、後、20人です。5周年記録誌を読んで頂くことによって、開拓当初の私どもの歩みを学んで頂き、私どもが何を目指し、戦ってきたのかを共有して頂ければと思います。そして、今回の「15周年記念誌」によって、それがどの程度、結実したのか、それを検証することができます。恵みを証することができることを信じています。そしえ、新しく加えられるべき現在求道中の友たちにも、この記念誌が読まれることを期待します。そして、いよいよ、ここに神の教会を建て上げる責務に力を合わせ、祈りと奉仕を束にして神に捧げてまいりたく願います。

☆   本日、子どもたちが、ボーリングを楽しみに参ります。これも広い意味で、契約の子たちへの配慮です。私が案じることは、男の子たちが教会でゲームに熱中していること。体を動かし交わりのときが与えられるのは、嬉しい限りです。