過去の投稿2010年3月21日

3月21日

☆    本日午後は、定例の、「子どもの教会教師会」を開催致します。新年度を控え、新しい体制で子どもの教会の働きが担われます。休職される教師もあります。奉仕が重なっているという状況があります。私どもの歩みを振り返ってただちに分かることは、子どもの教会とともに、伝道と教会形成が進んで来たことです。これからも、子どもの教会が盛んになることを祈り求めます。

     「子どもたちに人気の教会」どなたがつけて下さったのか分かりませんが、インターネットで検索すると、私どもの教会が出てきます。わたしはこんなに、嬉しい教会紹介はないと思います。このサイトが作られたのは、数年前のようです。今は・・・。日本において、教会教育、キリスト教教育がどれほど求められているのか、私どもはそれをきちんと学ばなければ、悟らなければと思います。私ども自身が弁えないところで、自信と責任をもって、この奉仕を正しく担うこと、担い続けることは難しいと思います。

     教師会は、教師そして補助教師が出席して、教会学校教案誌をもとに教案研究を行い、事務的な打ち合わせを行い、行事の準備を行います。4時近くまで、続くこともしばしばです。ある牧師との交わりの中で、私どものような教師会を開けてはいないけれど、子どもたちの父兄(PTA)も集まって、様々な話し合いをしているとのことでした。これは、私どもも始めたいと思わされました。  

     子どもの教会の最重要の務めは、言うまでもなく、契約の子らへの信仰教育です。その決定的な主体は、親にあることもまた、言をまちません。しかしその親とは、教会員に他なりません。その意味では、契約の親は、子どもの教会の「教師」としての務めを与えられていなくとも、子どもの教会と歩みを共にしながら、信仰継承の務めを担うことが求められています。その意味からも、本日の教師会で、私どもの最重要の務めとしての信仰告白への準備の道筋を整えるための協議をしたいと思います。

     昨年11月23日に開催した中部中会日曜学校教師研修会で、渡辺信夫先生が、私ども改革教会の源流であるカルバンの教育について、実に示唆に富む講演をしてくださいました。講演記録は、教会学校教案誌の春号に所収されていますので、教師は熟読してくださることはもとより、皆さまにも広く読んでいただきたいと思います。講演の後の、質疑応答においても、極めて重要なお話しがなされました。私どもは幼児洗礼を重んじる教会です。契約の親は、神の前にわが子のために、我が子に代わって、神の御前に、契約の恵みに対してその義務を果たすことを誓約しました。親の信仰告白、誓約に基づいてはじめて幼児洗礼は施されます。渡辺先生は、質疑応答の際、信仰告白は、本人の自覚的な信仰が大切であり、それが問われると考えていらっしゃったと仰いました。しかし、ある学び会の折、ひとりの教師から、それはカルバンの神学とは異なるのではないかと批判を受けられたそうです。つまり、自覚的な信仰に比重を置こうとするとき、結局、神の恵みの契約、救いの御業を、人間の側でせばめてしまうということに通じるということです。私も実は、自分の子らの信仰告白に際して、そのような思いを強く抱いておりました。「自分の子」ですから、しかも牧師の子ですから、親である自分の考えがそこに反映されるわけです。しかし、その時にも、わたしの中には、会員の子の信仰告白に際しては、そのような本人にプレッシャーを掛ける思いはありませんでした。しかし、今、高校生になっている契約の子、礼拝出席に励んでいる若き仲間がいます。信仰告白の時をもう十分に迎えているはずです。皆さまの大きな祈りの中で、準備の時が与えられるようにと祈って下さい。また、途絶えている信仰告白者が起こされるように、いへ、契約の子はもとより、さまざまな事情で、幼児・小児洗礼を受けられなかった子らも含めて、全員が、信仰告白また洗礼を受けられるようにと、祈りを束にしてまいりましょう。

     今年の全国学生会は、例年より多くの学生が出席されたようです。サマーデイズ(全国高校生夏のキャンプ・雀のお宿)に出席した高校生が、大学生になってそのままスムースに学生会につながる・・・、私どもが祈り、期待していたことです。来週は、中部中会の中高生の春の修養会。締め切りは、本日。

★   先週、全国のニュースで緑区が、全国で例外的に地価が上昇した地点があるとのことで、紹介されました。地下鉄桜通線の開通や、他の要因もあるとのこと。市内で最も人口の多い地区、22万人余りが住んでいるとのこと。伝道新聞を15000部発行しているのですが、まだまだ、圧倒的に届いていない現実があることを思います。YECのチラシも2000部。近隣に手配りします。緑区全域に浸透するまで、なお励みましょう。ハローズさんの2階のかばん屋さんの掲示版にもチラシを貼らせて頂きました。