過去の投稿2010年11月28日

11月28日

★  先週の金曜日、久しぶりの「花倶楽部」を開催することができました。毎年、この時期、私どもの礼拝堂の正面には「ほんものの」リースが飾られます。私どもの教会堂は、ほとんど装飾のない、まさにシンプルそのもの、(ローマ教会の礼拝堂を)改革した礼拝堂のたたずまいがあるように思います。しかし、待降節の到来を告げるリース、緑の葉が飾られ、私どもの心は、来たりたもうたイエス、再び来たりたもうキリスト・イエスへと引き上げられます。今回もこのリースは、講師をしてくださった○○氏からのプレゼントです。心から感謝いたします。

☆  久しぶりの花倶楽部、今年は、家庭集会の開催を呼びかけながら、できないままで終わりそうです。拙宅を解放し、以前もした中高校生のクリスマス集会を、あるいは、イングリッシュ・ヤング・カフェに出席した若い仲間たちのクリスマスなども考えます。今回、いつもより長くお話し(13分余)をいたしました。やはり、教会の集会なのですから、主イエスを、御言葉を紹介することが本旨です。そして、同時に、その後のフォロアップがなければ、御言葉は地に落ちることになることが圧倒的に多いと思います。聖書が語られたその後・・・、新しく来られた方、未信者の方に、会員がどのように寄り添い、証し、伝道するか。祈りつつ、励みましょう。

☆   先週は、大阪の園田教会で、二回の説教をさせていただきました。祈祷会では報告いたしましたが、よき教会で、わたし自身大きな恵みを受けてまいりました。普段は、わたしの説教で皆さんからコメントを頂くことはありません。講解説教をコツコツしながら、教会形成(もとより、そこには、先週の祈祷会で学んだように、個人の尊厳が際立たなければなりませんから、ひとりの人間(キリスト者)を形成する(育てる)ことを目指します。)を目指しています。いつもの説教者と違うと、新鮮な思いで福音を聴き、受け入れやすくなります。そこに、伝道応援(説教者を招く)の意義と目的があります。説教に対して感涙して、感謝されることは、牧会する教会ではこれからもないかもしれませんから、他中会にまで出向くことは、説教者にとっては、一つの恵みかと思います。

★   先週は、中部中会日曜学校委員会主催の教師研修会が行われました。50名ほどの出席者で、二宮教師の説教作成の秘密を皆さんに分かち合って頂き、教師方は大きな刺激と恵みを受けました。午後は、諸教会の実践の分かち合いがなされました。私どもの教会からの出席者の少なさを、やはり課題にしなければならないと思います。ある教会は、月に二度、教師会を開催されるとのこと。それぞれに、出席する子どもたちの減少と戦っている現実があります。しかし、現状に甘んぜず、なお、教師が自己研さん、共同の研鑽を重ねよう、重ねたいという思いが伝わって参りました。委員会には、長く、「教会学校教師研修講座」の開設が課題とされています。自分の能力と何よりも時間のことを考え、いつも、二の足を踏んでいます。お祈り下さい。