過去の投稿2011年1月2日

1月2日

新年、明けましておめでとうございます。
   今年も主にあって与えられた教会の使命を実現するため、
奉仕の重荷を共に負い合って前進してまいりましょう。
主の恵みと平和が今年もおひとりお一人に豊かに注がれますように!

★   新しい年、私どもの変わらざる目標を改めて記します。(総会・開会礼拝で、唱えたいと思います。)
「教会の言葉」 2009年9月 -中部中会設立50周年記念信徒大会にて告白-

【 「わたしはこの岩の上にわたしの教会を建てる。」との主イエス・キリストの約束に立ち、「ここに神の教会を、ここに聖餐を囲み、キリストだけを主と告白する慰めの共同体を形成させて下さい。」との切実で真剣な祈りの内に開拓伝道を始め、やがて「創立宣言」に共鳴し、「聖霊の力あふれる教会」の形成を自らの課題としてまいりました。

神の民の祈りの家である私どもは、徹底的に主日礼拝式を正しく捧げることに励みます。教会は、「御言葉によって絶えず改革される」からです。生ける神は、今ここで語られる御言葉の説教に正しく聴き従い、目に見える御言葉である聖餐の礼典を真実に受領することにおいて、私どもの間に神の国の力を現わされます。主が再び来られる日まで、生けるキリストと天上の礼拝に結ばれ、神の命と喜びに満たされ、兄弟姉妹に慰められ、愛の絆で結ばれて行きます。そのためにまた、学びの家である私どもは、全力を注いで週日の祈祷会や読書会を重んじ、教理体得の道を進みます。

キリストの福音によって救われた私どもは、神の国の到来を告知する伝道に、教会を挙げて献身します。伝道こそ、教会の存在理由だからです。私どもは、この町に住むすべての人々に平和の福音の種をまき、収穫にいそしみます。また、目を挙げて世界の現実を直視し、教会のディアコニアを担い、隣人となる努力を始めます。とりわけ子ども達への伝道、キリストの主権と人間の尊厳を破壊する動きに対する戦いを、重大な責任と自覚し、霊的、実践的な訓練を受けることを喜び、課題とします。

15年の歩みを振り返れば、祈りに応えて下さる神の恵みの勝利は鮮やかです。日本キリスト改革派教会名古屋岩の上伝道所の会員であることは、私どもの誇りです。しかしなお、道半ばです。父と子と聖霊の御神よ、克服すべき課題を示し、一日も早く経済的自立と教会設立へと導いて下さい。
ただ神の栄光のために。                          】

☆   2010年度年報の表紙には、「自給と教会設立を目指す」とあります。昨年の毎週の週報の祈祷課題には、「=加入の志・自給と教会設立を目指して=」とあります。恵みの内に、ついに、新年度予算において「自給」する決議の予定です。もとより、「自給」は、一個の独立教会としては、当然すぎることですから、誇ることはできません。何より自給と言えども、なお余裕があってのことでは、まったくありません。シカシ、開拓以来17年目にして、遂に・・・という感慨は、ひとしおです。今年、自給体制を確立しなければなりません。独立教会として、牧師の生活に責任を持ち、中会形成のためにも応分の責任を果たす・・・。実に、感謝でなりません。

★   さて、残すは、教会設立です。「小会」を組織し、「執事会」を組織することです。そのために、誰よりも当然ながら、委員方の奉仕の「質」が問われます。長老として、また執事として、最後の準備のつもりで、今年を過ごすことができるかどうか。まさに、そこにかかっています。皆さまのお祈りをお願い致します。また、当然ですが、彼らにお任せすればよいのではありません。現住陪餐会員が、長老とは何か、執事とは何か、教会設立の意義とは・・・。そのことをちゃんと理解していなければ、ヒトゴトになります。そのようでは、真実に「選挙」する実力はないはずです。どうぞ、今年、教会を挙げて、まさに志を一つにして、教会設立の「課題をおのおのが自覚し」(教会の言葉より)、それに取り組んで参りましょう。

☆    先週の臨時委員会では、○○委員が提出された新年度のビジョンとわたしのそれとが、ほとんど同じでびっくり致しました。ここにも、兄弟が長老候補者としてふさわしいことの徴(しるし)を見せて頂いた思いです。昨年は「個人伝道」の学びをしましたが、委員会は新年度、「家族伝道、カゾクデンドウ」に焦点を合わせるようにと導かれています。これも、会議の主なる聖霊の導きであると感謝しています。