過去の投稿2011年1月17日

1月16日

★  早くも1月第3主日を迎えました。この猛烈な時の速さは何だろうかと思います。先日、テレビ番組で、「残念な人」という言葉を知りました。この題名のビジネス新書が売れているとのことです。読んだことも、読む気もしませんが、正しい優先順位をつけて仕事をこなしなさいということのようです。しかしはるか昔の高校生のときですが、「知的生産の技術」という新書を読んで、これには、大いに刺激を受けました。しかしあれから30余年、その技術を磨けぬまま「残念な人」になっているようです。「正しい優先順位をもって、時間を有効に、何よりも集中力をもって・・・。」わたし自身の課題です。また、時間の中で生きる私どもにも普遍的な課題であろうと思います。ただし、「じかん・時の主」を礼拝することをまさに優先している私どもこそ、負け惜しみなどではまったくなく、残念な人の対極、すなわち「祝福に満ちた人」です。

☆  本日、臨時伝道所委員会を開催致します。総会準備のための最後の会議です。既に、事業計画案、予算案は可決され、皆さまの奉仕表をまとめることが中心となるかと思います。今年の総会の中で、特筆すべきは、伝道所委員の選挙が行われることです。委員会は、現委員たちを推薦します。しかし、それに拘束されることはありません。投票用紙に5名連記で記していただきます。(6名書くと無効となりますから、くれぐれもご注意ください!)選挙結果は、まったく分かりませんので、このように記すことも、難しいのですが、委員会は、もう一人委員候補者、将来の執事候補者が起こされることも期待しています。ただし、すぐにその方が起こされるのであれば、今回、委員を一名増員して、6名連記での投票を企てるべきでしょう。しかし、そうはしませんでした。その理由の一つは、安易に委員を増やすべきではないということです。それによって、信徒職務を担うという皆さまの責任、意気ごみを疎外してはならないと考えるからです。もとより、現委員たちもまた、昨年度の歩みを、十分とはお考えになっていません。はっきり反省を表明された委員もいらっしゃいました。その意味では、委員たちのさらなる研鑽、献身が求められます。しかし、それは、現住陪餐会員全員の課題でもあるはずです。投票の次点者の方、あるいは方々には、委員候補であるとのお召しを祈り、考えて頂きたいのです。

★  先週の祈祷会で「回顧と展望」を読みました。(ただし、これは草稿です。確定版は、年報に記載しますので、そこで改めて読み直して下さいませ。)そこで、毎年、「祈祷会こそ教会生活にとって極めて重要である」と訴え続けていることに我ながら、驚いていいます。今年、祈祷会出席によって、キリスト者、奉仕者として信仰を言葉と行いで表現するスキルを磨くようにと呼びかけています。水曜日に集まって祈ること、霊的な訓練、御言葉、教理の学びを深めることによって、そのために、皆さまが、一歩踏み出す決意を、祈りの中でなし、そして、実践することが求められています。どうぞ、一度きりの人生、救われた尊い使命に生きるために、神に用いられると言う、世界の中でもっともすばらしい生き方、特権を味わうために、どうしても、祈祷会が必要です。祈って下さい。仕事上、「絶対に無理」な方は、主日の朝の祈祷会には、必ず出席して下さい。

☆  今年の祈祷会で、また復活させたいと考えていることが一つあります。それは、わたしは「くじ引き」をしないで、一年に最低一度は、牧師と二人で祈るということです。くじ引きでは、どういうわけか(!)、家内としばしば当たってしまいます。夫婦の祈りが足らないから・・・、ということもあるかもしれませんが、それだけではないでしょう。朝の祈祷会では、お茶の時間にゆっくりとお話しするチャンスもあります。そのような時が、わたしにとって実に貴重です。「絶対に無理」な方は、どうぞ、牧師は基本的に牧師室におりますから、いつでも、来て下さい。先週も、ある兄妹からのメールで「忙しいのに・・・」とありました。すぐに、「牧師にとって、会員を後回しにするほど忙しいことなどマッタクあり得ません!」と返信しました。しかし、そのような雰囲気を醸し出しているわたし自身の責任を恥じています。申し訳ありません。信仰は、常に交わりを求めます。神との交わり、対話は、当然のことです。しかし、その次に当然とすべきことがあります。それが、兄妹との交わりです。牧師や長老との交わり、牧会や指導を受けることです。それなしに、健康で、よき奉仕の働きを担えると思うなら、オオマチガイです。聖書を読んでいれば、考えられない在り方のはずです。どうぞ、御言葉を中心とした交わりをしっかりと築いて参りましょう。礼拝式後の「説教の分かち合い」の集会、もう、10年以上続いています。私どもの喜びです。中部中会内でも、多くの教会が行うようになっています。「教会員祈祷課題」も渡辺委員が作成しています。これは、ご家庭で用いて下さい

★  「葬儀のしおり」について、家内と話し合いました。家内の死、わたしの死、何よりも葬儀のこと、結局喪主であるわたしがするということに・・・。