過去の投稿2012年1月24日

1月22日

 ―牧会通信―

★年報を配布致しました。どうぞ、丁寧にお読みください。そして、次主日午後の、会員総会にお備え下さい。読むための時間は、わずか1時間余りかもしれません。しかし、これを準備した委員、報告者たちは、大変な時間と労力を費やしてまいりました。名古屋岩の上伝道所が、伝道所として名乗る最後の一年とするために、委員方は、この数年、緊張感をもって過ごして来られたはずです。もとより、皆さまも、昨年の設立を目指した学びや懇談によって、教会設立への志を等しく共有しつついてくださるものと考えております。

☆  委員会は今回、初めてのように、二つの提案を提出しました。

★  昨年に続いて選挙を行います。二人の委員増員のための選挙です。委員会は、兄、姉のお二人を推薦します。ただし、あくまで推薦です。どなたの名前を投票していだたいてもかまいません。一週間をかけて、お祈り下さい。

☆  就任の試問、祈りを年報に記載しています。皆様もぜひ、よくお読みください。そして、委員のためにぜひ、祈り続けて下さい。教会設立の鍵を握る第一の課題は、委員なのですから。

★年報に、政治規準より、治会長老と執事の職務についての項目を掲載いたしました。こちらも、丁寧にお読みください。特に、第9章 治会長老の資格と任務については、ここにも記載します。

第54条(治会長老の資格) この職務を担当する者は、健全な信仰を持ち、家をよく治め、生活に恥じるところがなく、言葉と行いにおいて、群れの模範である男子でなければならない。
第55条(治会長老の任務) 治会長老が、長老として個別的に、あるいは小会議員として共同的に行う任務は、次のとおりである。
 一 ゆだねられた群れの中に、教理と道徳の腐敗が生じないように見守ること。
 二 個人的訓戒によって正し得ない悪事を、小会に知らせること。 
 三 教会員の家庭を訪問し、病める者を見舞い、悲しむ者を慰め、教会員を教え、契約の子を養い守る事。
 四 個々のキリスト信者が愛の律法によって果たすべき一切の義務を、特に治会長老として果たすこと。
 五 教会員と共に、また教会員のために祈ること。
 六 説教の結ぶ実を、注意深く見守ること。
 七 教会員の身体的・霊的問題で、牧会的配慮を要する事柄を、牧師に知らせること。
 八 御言葉を教えることに努め、教会員に率先して伝道すること。

 朝日新聞朝刊に、大江健三郎氏の「定義集」が連載されています。「原発利用終結させるべきだ」とのタイトルの中で、キリスト者の宮田光雄氏の言葉が引用されていました。「電力消費の問題一つとってみても、いわゆる豊かさを追い求めるのではなく、たとえ貧しくなろうとも、日常生活の不便さを忍んでも、人間らしく生きるとはどういうことか、真に生きることの意味を、いまこそ深く問い続けなければなりません。そのことなくしては、【いま人間であること】そのものが成り立たなくなっているのです。」(雑誌「世界」5月号所収)←探しています。