過去の投稿2012年12月31日

12月23日


★  洗礼入会者の○兄弟とは、すでに一年近く、どなたともしてまいりました「子どもカテキズム」をテキストにしてのマンツーマンの学びを、先週、終えました。今回は、後半には、渡辺委員の陪席もお願い致しました。(なぜなら長老は、牧師と共に教理教育の責任者だからです。教会の生命である「教理」を「擁護」する責任者です。「教え」が崩れれば、聖霊のお働きも不明瞭になります。)その意味で、○兄弟は、このような形での受洗者第一号となられるのかもしれません。神の御前と教会(の交わり)の前でなされる「誓約」を、神が世の終わりまで、死にいたるまで支え続け、深め続けて下さることを祈ります。私どもも、洗礼入会の誓いと恵みを、心新たに思い起こさせて頂きましょう。入会者のお二人の上に、主の祝福が豊かにありますように。

☆  先週は、急きょ、金曜日、ミッション協議会が招集され、新浦安教会にまいりました。東仙台教会ボランティアセンターの東名・野蒜の地における活動拠点としていた「さくらハウス」を継続して用いる道が、神の力強い導きによって開かれました。本当に、すばらしいこと、感謝です。この一週間は、先行きへの不安が募らせていただけに、神の摂理を感謝致しました。キリスト者の心を動かす聖霊の御業、また、そのようなキリスト者が起こされたことに厳粛な思いを禁じ得ません。自分の人生のある明確な実りでもある「財」を、神と人のために捧げること・・・。そのような信仰の応答によって、神の救いの歴史、教会の歴史は進められて行きます。くわしくは記せませんが、皆さまにもお分かちしながら、私どももまた、このクリスマスの時期、「受けるより与える方が幸いである」との主イエスの御言葉を深くかみしめたいと思います。

☆  私ども日本キリスト改革派教会の大きな感謝・・・。3:11以降、改めて教えられたことがあります。それは、「改革派教会」とは、世界に広がっているという当たり前の事実でした・・・。今回も、オランダの教会からの追加支援の可能性について報告されました。本日は、ほとんど新築のように修繕された石巻伝道所で、降誕祭主日礼拝式が捧げられているはずです。OPC(アメリカ正統長老教会)の信徒の奉仕者の皆さまが、大工仕事をしてくださったからです。「のぞみセンター」の修復、修繕もOPCの兄弟姉妹の尊いご奉仕の賜物でした。その他、CRCや韓国高神派、南アフリカの教会からの莫大な献金・・・。ただ神の栄光のため、被災者の皆さまの隣人となるために、海外の信仰の兄弟姉妹たちが熱心な祈りと献身の実りです。ここでもまた、「受けるより・・・」の御言葉を思わざるを得ません。

★  私どもの教会もまた、今週末、第9回の被災地ディアコニアに出発いたします。「のぞみセンター」を拠点に致します。28日の午後は、センターでの被災者の皆さまをお招きしての「忘年会」と言う集会です。そこでお料理やその他スタッフのご奉仕のお手伝いをさせていただきます。また、そこで、愛知県立芸術大学の皆さんのコンサート、そしてわたしもまた説教をさせていただきます。そして、何よりもいつものように、私どもは亘理旧館、坂元中跡、ナガワの仮設入居者をお訪ね致します。しかも、すべての集会室でコンサート(わたしの説教も含みます)をさせて頂きます!音楽、歌による心の解放が起こりますように。前回も、演歌の歌声に涙する方、合唱してくださったり・・・、私どももまた大きく心が動かされました。そして、この時期、いよいよ、神の御言葉による慰めをお届けしたいとも切に祈っています。現地に赴ける方は、恵みです。しかし、皆さまの祈りと捧げ物、またご奉仕なしには真の実りを結ぶことはできません。今回のチームも又、「神の愛の手紙」として、神がお用い下さるように祈りを集めてください。

☆  今週の朝夕の祈祷会では、「カナの婚礼」の個所をコーヒーブレイク聖書研究で扱いました。本来は、未信者の方のための聖書の学びのスタイルですが、今回は、それを意識せず、出席者がそれぞれの思い、「読み」を分かち合うこととなりました。本当にすばらしい時だと思います。自分の読み・読解が出席者のそれによってさらに深められたり、修正されたり、支持されたり・・・。大切なことの一つは、謙虚にお互いの読みに耳を傾けることだと思います。しばらく、牧師の司会で続けます。しかし何より来年度、家庭集会などで、実際に試みる兄弟姉妹が起こされますなら本当に幸いです。

☆  玄関ロビーに、すてきな受付台が設置されました。中古のものですが、北海道の木工メーカーのものとのことです。委員会で、外部献金として記念にもなり、ロビースペースをより広くとるために決議致しました。教会の玄関ロビー、なによりも礼拝堂空間が、常に整理整頓され、掃除が行き届いていることは、基本的ではありますが、実に大切なことです。その意味でも、毎週の掃除当番の奉仕者の皆さまに、改めて感謝致します。これからも、教会堂が与えられたことを新鮮な思いで感謝し、大切に使用してまいりたいと願います。