過去の投稿2013年2月6日

2月3日


★  先週の会員総会は、予定通りの3時に閉会することができました。何よりも、12年度の歩みを感謝をもって振り返り、いよいよ新年度に向けて、緊張感をもって出発することができました。感謝いたします。

☆  そして、2月24日は、臨時会員総会です。私どもにとっては、むしろ、この総会こそ、さらに重要な思いすら致します。牧師招聘委員会からの「提案」、そして役員(長老・執事)候補者の「選挙」を扱います。

★  夜の祈祷会の前に、わずかの時間ですが、二人の委員とコツコツと政治規準を学び続けています。教理の学びと政治規準の学びによって、教会に仕える福音的な「感性」=霊性を養って頂きたいからです。しかし、それは、役員候補者だけの課題ではありません。今週も、下記をお読みください。

☆  【                          第10章 執事
第56条(執事の職務) 執事の職務は、聖書によれは、主イエス・キリストの模範に依って、愛と奉仕の業を行い、聖徒の交わりを特に相互の助け合いにおいて具現するものである。    
  ⇒これまでの日本キリスト改革派教会の執事職理解は、おそらく「聖徒の交わり(教会)」にアクセントがかかっています・・・・

第57条(執事の資格) この職務を担当する者は、霊的品性を持ち、模範となる生活を送り、家をよく治め、よい名声を持ち、あたたかい同情心と健全な判断力を持つ者でなければならない。

第58条(執事の任務) 執事の任務は、次のとおりである。  
 一 貧困・病気・孤独・失意の中にある者を、御言葉とふさわしい助けをもって励ますこと。
 
二 献金の祝福を教会員に勧め、教会活動の維持発展のため及び愛の業のためにささげられたものを
管理し、その目的にふさわしく分配すること。
 ⇒献金は、教会を通して神の御業が拡大されることに用いられます。献金の意味と恵みを会員全員で正しくわきまえたいと願います。それが、執事の重要な務めです。

 三 教会会計及び教会財産の維持・管理を小会の監督の下に行うこと。ただし、財政上の重要事項は、
会員総会の議を経て行わなければならない。 
⇒会計の実務者としての忠実さが求められます。

 四 個々のキリスト信者が愛の律法によって果たすべき一切の義務を、特に執事として果たすこと。

 五 教会員と共に、また教会員のために祈ること。
⇒今年度の標語として「聖霊の力あふれる明るい教会」を掲げています。そのために、礼拝式後、あるいはさまざまな集いにおいて、互いに祈りあえる交わり、空気をつくり、実践することを目指します。執事がその触媒になることが期待されていると言えるでしょう。

 六 牧会的配慮を要する事柄を、牧師に知らせること。 
⇒牧師に知らせるとは、任せるという意味だけではありません。共に配慮する、むしろ、先ず、執事が配慮するのです。そして、教会の働きにおいて決定的に大切なことは、牧師と協働するためによい関係を構築することです。奏楽者との学びで、先ず、司式者と【息を合わせ】て欲しい・・・とお願いします。本質的には、それとまったく同じことです。

 七 伝道すること。
    ⇒執事と伝道。それは、信徒と伝道と同じように使命が与えられています。しかし、会員の伝道の模範としてなることが求められています。伝道することが、究極の執事的神奉仕になっているからです。神の国が拡大することによって、世界における神の恵みと愛と正義の支配が及ぼされるからです。

 八 諸集会のために配慮すること。
    ⇒教会は、主日礼拝式をはじめ諸集会を開催し、集会によって会員は養われ、交わりが結ばれます。そのような大切な集会が滞りなく開催されること、また、集会に参加しやすいように配慮すること・・・、さまざまな知恵と工夫と配慮が求められています。

 九 教会内外の執事的必要を調査し、教会員に訴えること。
    ⇒やっと「教会外」のディアコニアが記されます。次主日は、「ディアコニア委員会」です。会員全員が委員ですが、その委員に執事的必要を分かち合い、務めを担っていただけるように訴える責任があります。執事には、社会に関心を注ぎ、「宣教的・執事的課題」を調査する事が求められます。