過去の投稿2013年4月24日

4月21日

★  先週は、○○牧師をお迎え致しました。わたし自身、すばらしい礼拝説教によって至福の聴聞体験となりました。愛餐会の折、多くの方が、イメージを豊かに喚起された説教への感謝が述べられたことは、当然であったかと思います。
   今週、ひとりの説教聴聞者として、説教と詩編29編を味わい(=黙想)ながら過ごしました。わたしの中で、「主の御声は力をもって響き、主の御声は輝きをもって響く。」(4節)のイメージは圧倒的に迫ってきました。主の御声が力をもって響くことは、わたし自身が繰り返し証するところの真理です。しかし、主の御声が「輝き」をもって響くという表現は、用いたことがありません。しかし、創世記の冒頭の圧倒的な御声を思い起こさせられ、まったく納得致しました。「地は混沌であって、闇が深淵の面にあり、神の霊が水の面を動いていた。」(2節)その混沌の世界に、「主の御声は水の上に響く」(3節)のです。そして、創造者なる神の記念すべき!第一声こそ、「光あれ!」でした。なるほど・・・、だからこそ、詩人は「主の御声は輝きをもって響く」と歌ったわけです。 世界は、このひと声で、秩序を与えられ、創造が始まりました。私どもの人生の中に、今朝も、「光あれ!」と主の愛と力、正義と平和、いのちの御声が「輝きをもって響き」渡りますように!そして、皆さんの人生が明るくなり、教会がいよいよ明るくなりますように!聴く人の上に、必ず、実現します。アーメン。

☆  また、私にとって、それに匹敵する位に大きな至福であったのは、○○ちゃんの賛美の歌声です。すでに、子どもの教会でも聴いていました。しかし、礼拝式で讃美歌21をあのように朗々と歌っている小学生!を見たのは、これまでのわたしの人生の中で初めてのことだと言って良いと思います。既に腹式呼吸で、小さな声楽家のようでした。これまで、一貫して、司式者として、賛美をリードしなければ・・・という(実際はできていませんが)強い気持ちで司式をしてまいりました。しかし、先週は、彼女におまかせ・・・でした。大人の背後に隠れて顔を見れなかったのですが、時々、讃美歌集を高くもちあげて喜んで、楽しそうに歌っている笑顔を見るたび、癒される思いがいたしました。

★  司式者の一つの特権は、子どもたちの礼拝の姿を正面から見れることです。子どもたちは、頌栄24番は、すでに覚えているからでしょう、大きな声で歌ってくれます。それを見るのは、大きな喜びです。詩編第8編に、「主よ、わたしたちの主よ/あなたの御名は、いかに力強く/全地に満ちていることでしょう。天に輝くあなたの威光をたたえます。幼子、乳飲み子の口によって。」とあります。子どもたちの歌声、礼拝の姿、○○先生御一家の「姿勢」に励まされました。

☆  愛餐会。これもわたしにとっては、まことに至福であり、不思議な時となりました。単立自給開拓時代のビルの5年間を、久しぶりに思いだしました。まさに若い姉妹方が、教会の柱のようになって、教会の礎を据えるために歩んだのでした。皆さんが洗礼を受けたばかりです。5周年記録誌に収録された○○姉の奨励。指摘がありましたが、受洗後、わずか4年・・・なのです。先々週は、開拓開始19周年の4月第一主日でした。特別の行事はしませんでしたが、先週は、あの最初期の日々・・・をこのような形で思い起こし、大勢の教会員とともに、教会の主が教会の歴史をこのように、今は、会員ではなくなっている兄弟姉妹の奉仕をも加えて、歴史が編まれて行くことを、鮮やかに確認させていただきました。わたし自身も、そして皆さまも、開拓伝道の高く、強い志においては、一歩も後退させず、ある歴史を経た群れとしての余裕をもって、これからも教会形成の厳しい戦い、「キリストの主権に服す教会」(懐かしい!フレーズ)を徹底してまいりましょう。

★  望月先生の留学のために、多くの捧げ物がなされました。本当に、嬉しく思いました。○○姉は、岩の上が「母教会」。そして、私どもから起こされた「伝道献身者」です。アメリカでのすべての必要が満たされ、充実した善き日々が送れるように、立ちあげられる支援会に応分の協力を、何より、祈祷課題として祈り続けたいと願います。

☆  彼女の手造りの「小聖書」。びっくりしました。それを、身につけていれば、伝道や証のチャンスに恵まれるのではないでしょうか。そして、聖句暗唱のためにもなります。

★  月報にも記されていますが、仮設入居の皆さまへ、守口漬を添えてのお便りへの応答が、多くなされていること、本当に、嬉しく思います。先週は、教会まで、○○姉宛にお便りが届きました。皆さまの方で、電話やお便りの応答があれば、ぜひ、お分かち下さい。それを、なんとしても次回の被災地奉仕につなげてまいりましょう。今回は、昨年の5月と同じコンセプト、つまり、子どもと思いっきり遊ぶことを中心とした企画です。