過去の投稿2013年5月2日

4月28日


★  先週は、月曜日から、シロアリ駆除の工事がなされました。今週、火曜日に二度目の駆除作業で終了とのことです。先週は、大会教育委員会が延期となり、降ってわいたような時間の余裕を楽しめるか・・・と思いつつも、結局、この工事の関係で、夢と終わりました。

   キッチンの床板からすぐの飾りの横の化粧板の裏は、すべてシロアリの餌食となって、がらんどうでした。また、最近までオルガン設置していた個所もまた、同様でした。しかし、牧師室には、シロアリが悪さをしていないとのことです。人間の気配が毎日するので、動きづらかったのでしょうか。

   このシロアリは、どこからかやって来て、土の中に住み、そこから侵入してくるとのことです。オザキ建設さんには、工事の費用はタダにしていただきました。しかし、シロアリ駆除の実費は負担します。自転車操業の教会としては、堪えます。しかし、おそらくこれで、数十年は大丈夫と思います。もとより、私どもの教会堂は、木造建築ではありません。鉄骨によって頑丈に建てられています。ですから、シロアリによって躯体が損なわれる危険は、ありません。しかし、放っておけば、ひそかな自慢の自然木の床がやられてしまいます。まったく隠れたところで、シロアリが「悪さ」をしていたわけです。(自然の木の床ですから、養生が大切です。また、土足の教会ですから、泥を払って入る注意も大切です。献堂後しばらくは、子どもたちには申し訳ないほど、注意したものでした・・・。)

☆  シロアリ工事のため、倉庫も一時、移動しました。そのため、倉庫内のものをいったん、会堂の中に移動しました。それによって、あらためて不用なものを処分し、また整理することもできました。このようなことも、「強いられた恵み」の小さな一つと言えるかもしれません・・・。教会堂の掃除を中心に、さまざまなメンテナンスの事ごと、奉仕者が必要です。しかし、気づいたところで、気づいた方がすぐに、「手を出す」ことも大切です。教会堂の集会案内の看板や玄関まわり、そこで生活している者には、慣れてしまって、違和感を感じなくなりやすいものです。しかし、新しい方や訪問者に、清潔感を与えることができなければ、問題です。

   浜松伝道所のことですが、かつて玄関ロビーとキッチンの間に、本棚が設置してありました。会員が信仰書に親しんで欲しいと願ってのことだと思います。しかし今、これは移動されました。すると、解放感や広がり、清潔感が醸し出されました。おそらく長く慣れ親しんだ会員では、発想できなかったかもしれません。私どももまた、そのようなことがあるかもしれません。私どもも、玄関受付の設置によって、広がりが生じました・・・。そして、何よりも礼拝堂の椅子の配置が、最重要です。長椅子ではなく、一人がけの椅子は、最近の流行だと思いますが、長椅子より真剣を用いたいのは、すっきりと一列に並んでいることです。子どもの教会の分級後、皆さんの協力が必要かと思います。

★  牧師室・・・。これは、平日こそ牧師専用室ですが、(ただし、学び会や牧会の部屋でもあります。)主日は、子どもたちの部屋でもあります。平日は、机の上は、混沌とした状態ですが、土曜日の深夜、まっさらの状態にします。疲れているので、しばしば、大切な書類まで捨ててしまうことがあるのが、恐ろしいことです。しかし、それがあるからまだ、足の踏み場がある部屋であり得ているのかもしれません。それも、強いられた恵みかもしれません。小さく狭い教会堂・・・。子どもたちには、相当な我慢が強いられることを、申し訳なく思います。

☆  契約の子たちの信仰告白のために、特別な思いでいます。これまで、子どもの教会の分級は、各教師にお任せしていました。しかし、新年度から高校生のクラスに陪席させていただくことにしました。信仰告白準備を目指した分級です。信仰告白は、契約の親にとってのまさに「悲願」です。毎日、祈る必要があります。子どもの教会は、その親の祈りと共にあります。子どもたちに何を遺すのか。最大の遺物、それは、生きた信仰です。自覚的信仰へと導き、育てることができれば、後は、まさに神さまがちゃんと導き、育てて下さいます。親自身が、主を第一にする姿勢を見せることは、基本です。しかし、親自身もまた、ひとりの弱い信仰者です。しかし、「弱い」ゆえに、主に頼ること。すがること。信仰の世界は、恵みの世界です。その弱い姿は、子どもたちには、決して躓きとはなりません。むしろ、神の恵みを見る事に通じるように思います。教会第一。礼拝第一の姿勢を、励まし合いながら、教会と共につくってまいりましょう。

★  次週、第9回の被災地ディアコニアです。昨年のゴールデンウイークと同じように、子どもと遊ぶ奉仕が中心です。現地に行ける者、送り出す者。祈りとこころを一つにして、主の御業に仕えてまいりましょう。