過去の投稿2013年12月9日

12月8日

★  先週の中部中会第二回定期会(12月2日~3日)にて、ついに、名古屋岩の上伝道所設立願いが満場一致可決されました。昨年12年度より、週報の「祈りの課題」欄の冒頭には、「教会設立へのカウントダウン」と記してまいりました。12年の会員総会では、13年4月までに、設立を実現することを、満場一致決議してから一年も延びてしまいましたが、まさに遂に、この歴史的な日を迎えることとなりました。 
なんと言っても、特にこの一年、伝道所委員に心の底から感謝を申し上げます。全員がまさに心を一つにして、祈りのスクラムをしっかり組まれて歩まれました。教会を「守られた」のです。特筆すべきことだと確信しています。彼らの涙ながらの祈りと奉仕なしには、今回の可決はあり得ませんでした。何を、どのように守られたのか、そのことについて皆さまには、詳細にお伝えしませんでした。しかし、皆さまが牧師や委員方を信じて、委ね、まさに成熟した対応をなしてくださいました。心の底から感謝を申し上げます。おそらくその事ごとについては、なお一定の時が必要と思われます。しかし、私は確信しています。神が歴史のなかで、教えて下さり、審判して下さることをです。(そして小さな審判は、この可決ですでに鮮やかに示されました。)私どもはまさに、信仰の良心においてまったく揺るがず、ぶれませんでした。

開拓伝道19年目を終えようとする今、これまでも教会の頭なる主イエス・キリストの主権に基づく恵みの支配、奇跡の連続のようにして導かれてまいりました。今回もまた、その一コマです。ただ、今回は、まったく異なる質の信仰の戦いとなりました。同時に、これまでとまったく異なった祝福があります。それは、上記のように委員方が共に、むしろ彼らの信仰と奉仕こそが、この祝福を与えて頂くために豊かに用いられたと言う点にあります。設立式までは、なお時間があります。役員候補者は、おそらく最善の準備(日本キリスト改革派教会の憲法についての学び!)をもって、なお、緊張して「試問」(長老候補者と執事候補者の中部中会特命委員による試問会)の時に臨まれると思います。共に、祈りましょう。

★★  教会員の皆さま、おめでとうございます。「教会設立願い」「教師就職願い」が中会定期会にて受入れられました。皆さまの篤い祈りと役員候補者には、叱咤激励を頂きました事を心から感謝申し上げます。「教会設立」は、神が時をもって備え与えて下さいました。今後、私どもはこの地上の教会の舞台で『わたしがここにいます。わたしを遣わしてください』と大胆に用いられることを祈ります。相馬伸郎先生、これまで本当にありがとうございました。これからも宜しくお願いいたします。                              渡辺史朗 記

☆   今、朝夕の祈祷会では、改訂された「礼拝指針」を学び続けています。説教についての学びは、まさにそれによって教会が立ちもし倒れもする決定的に大切なものですから、いきおい質問の時間も長くなりました。大変、嬉しいことです。先週は、説教を学ぶ際には必ず読まれるべき御言葉、わたし自身が大切にしているⅠテサロニケの信徒への手紙第1章と第2章を学びました。「なぜなら、わたしたちから神の言葉を聞いたとき、あなたがたは、それを人の言葉としてではなく、神の言葉として受け入れたからです。事実、それは神の言葉であり、また、信じているあなたがたの中に現に働いているものです。」(2章13節)
先日、福島県相馬市、南相馬市の仮設集会室で、押し花つくり、そしてお茶っ子をしました。中部中会の諸教会の有志信徒の方々が作って送って下さった150ものリース、そして、皆さまの手造りケーキ。それらを突き動かしたのは、結局、神の御言葉の威力だと、使徒パウロは言うのです。キリスト者のディアコニアとは、結局、神の言葉が、信じる人に働いた結果なのです。それ以外であれば、キリスト者のディアコニア未満です。しかも、現地で奉仕させていただいた者たちと送り出した者たち、そして現地に立つキリスト者の奉仕者(後藤一子先生他)、すべてがキリストの体として有機的に結びあわされた結果、ディアコニアは、主なる神に捧げられ、受け入れられ、用いられて行くのです。これからもまた、御言葉に聴いて、上からの力を受けて、被災者の恐るべき困窮、悲しみ、いらだち・・・に寄り添い続けてまいりたいと思います。

☆☆   第11回ディアコニアが無事に守られたことを神様に感謝いたします。皆様、お祈りいただきありがとうございました。また、姉妹方のたくさんの手作りお菓子も感謝いたします。経済的な必要も守られました。 現地へ赴くだけではディアコニアは成り立たないことを今回も思わされました。様々な形での奉仕によって整えられ、神様から遣わされた者として、わずかではありますが被災地の皆様のために奉仕を捧げることができました。これからも皆様と共に祈りつつ、活動を継続していきたいと願っています。     岡本真理 記