☆ 先週届きました「改革派中部」誌に、○○姉(元会員)が寄稿された「伝道の第一歩 バイブルカフェを通して」を読みました。私共は、○○執事より「コーヒーブレイク伝道」について、読書会でほんのさわり程度でしたが、ご紹介を受けたばかりです。既に、何人かの兄妹が、自分も行ってみたいという気持ちが起こされたことを伺っています。それだけに、彼女の実践にたいへん、興味と感謝を覚えさせられました。メールをしましたら、お電話をいただき、くわしく内容を分かち合って頂きました。四日市教会のまきば幼稚園のお母さまたちが、教会の一室に集い、コーヒーを飲み、ケーキをいただきながら、彼女が、月一度の幼稚園の標語となる御言葉をお母さん向けに解説しながら、自由におしゃべりをなさる集いのようです。100円の参加費は、毎回赤字とのことですが、10名余りの出席者がいらっしゃるようです。わたしは、コーヒーブレイク伝道のように、テキストを用いて、質問形式で聖書を自分たちで読んで行く仕方であろうと勝手に想像していました。ところが、彼女がしておられるのは、もっと難しい方法です。「岩の上魂」という懐かしい言葉も飛び出し、伝道する使命をよく果たしておられる事に、心から嬉しく思いました。さて、私共も、先ずは、「帰納法的聖書研究」なるもの、いったいどのようなものなのか、一度、体験してみたい・・・、そう思います。読書会は、月に一度ですし、今月はできません。従いまして、次週の朝夕の祈祷会で、これを行ってみたいと考えています。
★ 次週は、総選挙。前回の選挙後、わたしは、ほとんど初めて投票によって現実的に自分の意志が反映されたと喜びました。しかし、それの束の間。今、憲法改悪の勢力が国会議員の三分の二をはるかに越えようとしているのだと思います。遂に、教会のきびしい戦いは、「瀬戸際」まで追い込まれています。
政治規準 第7章 教会役員の本質
・ 第39条(一時的特別職) 新約時代の初めには、主は、超自然的な賜物を授けられた一時的特別職の働きによって、御自身の民を諸国民の中から集めて一つとし、信仰の家を形成された。これらの特別職は、現在停止されている。
⇒政治規準がまさに聖書を根拠にしていることが、ここにもよくあらわれていると思います。主イエスは、 弟子たちの中から「使徒」を立てられました。彼らこそ、一時的特別職です。彼らは、主イエスと同じように、力ある奇跡の業を行う賜物が付与されました。ただし、彼らの務め(職務)は、一代限りのものです。
・ 第40条(恒常的三職) 教会の政治の全体は、教理・教会統治・愛の業の三つから成っている。キリストは御自身の教会を整えるために、新約時代には、教会に三職を授けられた。すなわち、御言葉と礼典をつかさどる教師の職務・治会長老の職務、及び執事の職務である。これらは教会において恒常的に継続されるべき通常の職務である。
⇒キリストの「三職」は、教会とキリスト者の存在と務めを規定します。「預言者職、王職、祭司職」をキリス
ト者は担っています。しかし、イエスさまは、教会にこの三つの務めに集中して奉仕する職務者をお立てになられました。それは、教師(牧師)、治会長老、執事です。使徒以降の時代、この三職によってキリストの体なる教会は、自ら建てあげられてまいります。 「有する。
・第41条(長老) 御言葉の教師と治会長老は、共に長老と呼ばれており、教会政治において同等の権威を
⇒教会政治において牧師と信徒である長老とが同等の権威を持つ、ここに長老主義政治の一つの根本的な特質を認めることができます。監督政治では、考えられないことです。宣教長老は、神学教育を受け、専心、教会に仕えていますが、治会長老もまた、自ら神学的研鑽を求め、教会への献身を深める努力を継続する必要があります。同等の権威を持つわけですが、議員数は、常に、圧倒的に治会長老が多いこと、教師は、圧倒的に知識と経験が多いことを相互にわきまえて、会議することが大切です。
・第42条(職務の権威) 御自身の聖霊と御言葉により、またその民の奉仕によって支配を行うことが、普遍的かつ各個の教会におけるキリストの固有の職務である。教会におけるすべての職務の権威は、キリストに由来し、職務そのものには帰属しない故に、職務に就く者は、他のキリスト者に対して霊的優位性を主張してはならない。彼らは奉仕者、弟子、しもべに過ぎない。
⇒キリストは、ご自身の教会において「聖霊と御言葉」そして、「神の民の奉仕」によって教会を建て上げて行かれます。その職務の権威は、ただキリストにのみ由来しますから、主イエスが、十字架でおいのちを捧げられた奉仕者であられたように、教会の指導者は、「仕える奉仕者」「奉仕者としての指導者」です。