過去の投稿2013年1月27日

1月27日

★  会員総会の主日です。昨年度の主の祝福と導きを感謝を込めて振り返ります。教会設立を目指して、委員たちを中心に祈りを集めて、歩みました。キリストの民、神の民とされ、天国へとまっすぐに繋がる地上の歩みを重ねることができました。すべては神の恵みです。2013年度、罪人を救ってくださった十字架と復活の主イエスの憐れみにお応えし、「あるがままの自分」を主と教会におささげしたいと願うのみです。

☆  先々週の続きです。神学教師、巡回教師、宣教師その他は省略します。  
【第9章 治会長老
第52条(治会長老) 旧約時代の教会に民の長老が立てられていたように、新約時代の教会にも長老が立てられている。キリストは、御言葉の教師以外に教会員の中から治会の任を託し得る人々を教会のために備えられた。これを治会長老と言う。

     ⇒教会を治めると書いて「治会 ちかい」です。教会を治めるのは、教会の頭でいらっしゃるキリストのみです。主イエスは、今、ご自身の聖霊によって、「わたしはこの岩の上にわたしの教会を建てる(形成)する」と約束された御業を進めておられます。治会とは、その「現実=みわざ」に奉仕することです。つまり、人間の「統治」ではありません。ただしそれは、通常、人間を、つまり教会の務め人(職務者)を通し、彼らを用いて遂行されます。キリストは、教会員の中からその任を託し得る人々を備えておられるのです。しかも、それは、旧約伝統の継承であり、また発展なのです。神の教会は、人間によって構成されています。しかも地上の教会は、罪人たちの教会です。キリスト者ひとりひとりには、それぞれに様々な違いがあります。何よりも信仰の成熟の度合いに差があります。考え方(あるいは感じ方)の違いがあります。成育歴や置かれた状況によっても、著しく影響を受けるものです。したがって、認識や判断の差によって、教会内に混乱が生じることは、当然すぎることです。しかも、聖なる教会は、この世のただ中に置かれ、神の国そのものではありませんから、悪魔の攻撃、誘惑に常にさらされています。したがってもし、治会長老がいなければ、少なくとも治会の奉仕を誰かが担わなければ、教会共同体は世俗の宗教団体や会社組織と異ならない世俗の論理、考え方で、「管理、運営」するしかなくなるでしょう。「教会風」な団体です。治会長老の責任の重さとその光栄を思います。

第53条(治会長老の職務) 治会長老は、教会員を代表するために教会員の中から選ばれ、教師と共に各個教会の政治と訓練を行い、霊的状態を見守る。
2 治会長老は、小会で選ばれた場合、中会議員あるいは大会議員として議会権能を行使する。
3 治会長老は、教会の会議において、教師と同等の権能を有する。
    ⇒長老は、自分の教会のためだけに生きる者ではありません。中会と大会の議員でもあります。また、
選ばれれば諸委員会の委員として奉仕します。日本キリスト改革派教会、中部中会形成へと直接的
に召されるのです。

第54条(治会長老の資格) この職務を担当する者は、健全な信仰を持ち、家をよく治め、生活に恥じるところがなく、言葉と行いにおいて、群れの模範である男子でなければならない。
    ⇒「男子」の条項がいよいよ、削除される時が近づいています・・・。その時に備えたいと思います。

第55条(治会長老の任務) 治会長老が、長老として個別的に、あるいは小会議員として共同的に行う任務は、次のとおりである。
 一 ゆだねられた群れの中に、教理と道徳の腐敗が生じないように見守ること。
 二 個人的訓戒によって正し得ない悪事を、小会に知らせること。
 三 教会員の家庭を訪問し、病める者を見舞い、悲しむ者を慰め、教会員を教え、契約の子を養い守ること。
 四 個々のキリスト信者が愛の律法によって果たすべき一切の義務を、特に治会長老として果たす事。
 五 教会員と共に、また教会員のために祈ること。
 六 説教の結ぶ実を、注意深く見守ること。
 七 教会員の身体的・霊的問題で、牧会的配慮を要する事柄を、牧師に知らせること。
 八 御言葉を教えることに努め、教会員に率先して伝道すること。
   ⇒伝道所委員じしんは既に、この条項を心に刻んでおられます。そうであれば、会員は、長老の職務を「知
り」「理解し」そして「協力」することが大切です。宜しくお願い致します。